リスク回避の動き 20600-20900のレンジ◆あすなろ投資顧問 加藤あきら◆

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最新投稿日時:2019/05/14 08:22 - 「リスク回避の動き 20600-20900のレンジ◆あすなろ投資顧問 加藤あきら◆」(加藤あきら)

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リスク回避の動き 20600-20900のレンジ◆あすなろ投資顧問 加藤あきら◆

著者:加藤あきら
投稿:2019/05/14 08:22

リスク回避の動き

●13日のNY株式市場は大幅反落。米中の貿易摩擦が報復合戦の様相を呈し、リスク回避の動き。米国が2000億ドル分の中国製品への制裁関税を引き上げに対抗して、中国が600億ドル分の米国製品への報復関税を発表。米国は次の制裁関税(第4弾)の検討に入っており、報復合戦を警戒してリスク回避の売りが先行。米国が検討している次の制裁関税では、中国で製造されるiPhoneも対象になるためアップルが売られ、中国事業の比率が高いボーイングやキャタピラーが大幅安。ダウの下げ幅は一時700ドルを超え、一時は下げ幅を縮小したが大幅安で取引を終了。

ダウ工業株    25324.99(-617.38)▼2.38%
ナスダック     7647.02(-269.92)▼3.41%
S&P500    2811.87(- 69.53)▼2.41%

●本日の日経平均はリスク回避の動きで大幅安と読む。CME日経平均先物の終値は2万0805円で、昨日の東京市場の日経平均終値2万1191円と比べ390円ほど安い水準。本日早朝の大阪取引所の日経平均先物の終値は2万0810円。

●短期的な相場の勢いを示し、逆張り指標として用いられるRSIは昨日時点で22%、「売られすぎ」圏内。

RSI(相対力指数)とは、直近の一定期間において終値ベースで上昇変動と下落変動のどちらの勢いが強いのか計測しようとする指標。

50%を中心として0~100%の範囲で推移し、上昇局面に入ると数値が50%以上で推移し、下降局面に入ると数値が50%以下で推移する。

通常、RSIが70%(80%)以上であれば相場は買われすぎ、逆にRSIが30%(20%)以下であれば相場は売られ過ぎであると判断される。

日経平均株価のポイント
 ────────────
 2万1191円 昨日終値
 2万0911円 3月25日安値
 2万0805円 CME日経平均先物

●今週の主な予定 

14(火)
○日 3月 経常収支(JPY)原数値
○英 4月 失業手当受給者数増減
○独 5月 ZEW景気期待指数
○欧 3月 鉱工業生産(前年比)
○米 4月 輸入物価(前月比)
○--- --- OPEC月報

15(水)
○米 前週分 EIA週間原油在庫
○中 4月 固定資産投資(前年比)
○中 4月 鉱工業生産(前年比)
○中 4月 小売売上高(前年比)
○独 Q1 GDP速報値
○米 5月 NY州製造業業況指数
○米 4月 小売売上高(前月比)
○米 4月 鉱工業生産(前月比)
○米 3月 企業在庫(前月比)

16(木)
需給 米 前週分 USDA輸出成約高
一般 日 4月 企業物価指数
○米 4月 住宅着工件数
○米 5月6日週次 新規失業保険申請件数
○米 5月 フィラデルフィア連銀業況指数
○欧 --- ユーロ圏会議

17(金)
○欧 4月 CPI改定値
○米 5月 ミシガン大消費者信頼感指数速報値
○米 前週分 CFTC建玉明細
配信元: 達人の予想

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