コーテクＨＤ、今期経常は13％減益へ

　コーエーテクモホールディングス <3635> が4月26日後場(13:00)に決算を発表。19年3月期の連結経常利益は前の期比0.1％増の183億円になったが、20年3月期は前期比12.6％減の160億円に減る見通しとなった。

　同時に、前期の年間配当を50円→55円(前の期は1→1.2の株式分割前で62円)に増額し、今期は前期の記念配当5円を落とし、普通配当52円にする方針とした。

　直近3ヵ月の実績である1-3月期(4Q)の連結経常利益は前年同期比0.6％減の68.5億円となったが、売上営業利益率は前年同期の40.4％→41.0％に上昇した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　当社は、株主の皆様に対する利益還元を経営上の最重要政策の一つとして位置づけております。利益還元の基本方針としては、「配当金に自社株買付けを加えた連結年間総配分性向50％、あるいは１株当たり年間配当50円」としております。　当社は、平成31年４月１日に経営統合10周年を迎えました。平成31年３月期の業績も当初予想を上回り、経営統合以来９期連続での最高益更新となりました。これも株主の皆様をはじめ、関係各位のご支援の賜物と心から感謝申し上げます。　つきましては、株主の皆様に感謝の意を表するため、平成31年３月期末の配当予想について、１株当たり普通配当50円に、経営統合10周年記念配当５円を加えさせていただき、合計55円に修正いたします。　なお、本件につきましては令和元年６月19日開催予定の定時株主総会に付議する予定であります。