「★4月16日予想★」22000円台維持できるか？

外国人投資家が買い越しに転じ始める

15日の日経平均株価は大きく上昇しました。日経平均株価は前日比1.3％プラスの22169円11銭、マザーズ指数は前日比1.64％プラスの934.80ポイントとなりました。日経平均株価は約4ヶ月ぶりの22000円台の回復となりました。先週末の米国株式市場が大きく上昇したことを受け日本株も追随する形となりました。

4月第一週の投資主体者別売買動向が発表されました。これまで日本株を売り越していた外国人投資家が、1月第4週以来の買い越しとなっており、信託銀行や投資信託も買い越すなか、個人投資家が売り越しとなっています。今年に入り日本株をほぼ売り越していた外国人投資家が買い越しに転じたことが日本株好調の要因となっています。外国人投資家の買い越しが米国株式市場の上昇を背景に出遅れ感のある日本株に資金が回りつつあるのか、それとも単に一時的なものなのかにより今後の日経平均株価の行方が決まりそうです。私は現状では外国人投資家の買い越しは一時的だと考えており、再度21500円から22000円のレンジに日経平均株価は収まると考えていますが、もう一段上昇し上離れの可能性もあることは頭に入れておく必要があるでしょう。16日の日経平均株価は15日の上昇の反動から大幅安（－100円～）とします。