“上値の重さ”は根強いが、いよいよ「年初来高値更新」が見えてきた…!?

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最新投稿日時:2019/04/15 10:57 - 「“上値の重さ”は根強いが、いよいよ「年初来高値更新」が見えてきた…!?」(武市佳史)

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“上値の重さ”は根強いが、いよいよ「年初来高値更新」が見えてきた…!?

著者:武市佳史
投稿:2019/04/15 10:57

◆“112円台”へ到達、ただ“年初来高値”には届かず…

※ご注意:予想期間は4月16日と表示されていますが、本日(4月15日)の東京・欧州・NY市場の値動きを想定した記述となります。


「好内容の中国貿易収支」は“リスク選好ムード”を高め、一方で「米金融機関の好決算」は“米長期金利低下を背景にした悪影響”を後退させました。
円売り/ドル買いが進行する中、“111.80-112.00円のドル売りオーダー”を押し退けたドル円は“112円台”へと到達しました。
ただし“年初来高値(3/5高値:112.134円)”には届いておりませんので、「“堅調推移”ではあるものの、“上値の重さ”も変わらず」といえなくもありません。

◆目先は「膠着⇒方向感を探る」と見るが…!?

「ショートカバー」のイメージが強いだけに、“上値の重さ”はこの後も根強くはびこる可能性が否めません。
特に「為替条項(日米通商協議)」が取り沙汰されていますので、なおさら囃される可能性が残ります。

ただし「テクニカル好転の後押し」が期待される中、本日は“株高の連鎖”も想定されるところです。
となれば…、目先“上値が重い”は警戒されるものの、「大きくは崩れない」は変わらず、それでいて「抜けた際の見返り(ストップロス)は大きい」…!?

まずは「112円ラインで膠着⇒方向感を探る」が基本路線と見ますが、いよいよ「年初来高値更新」が見えてきた…!?
個人的に最も警戒している「にわか上値期待の台頭」に気を付けながら…。

◆ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:112.660(18/12/19-20高値、50月移動平均線、ピボットハイブレイクアウト)
上値4:112.399(ピボット2ndレジスタンス)
上値3:112.304(+2σ)
上値2:112.204(ピボット1sレジスタンス)
上値1:112.134(3/5高値、4/12高値)
前営業日終値:112.010(200週移動平均線、大台)
下値1:111.896(週足・一目均衡表先行スパン上限)
下値2:111.715(+1σ、ピボット1stサポート)
下値3:111.585(4/12安値)
下値4:111.466(日足・一目均衡表転換線、200日移動平均線、ピボット2ndサポート)
下値5:111.179(3/25~4/12の38.2%押し、50週移動平均線、ピボットローブレイクアウト)

※ユーロ円やユーロドルなど、他の通貨ペアの抵抗・支持ラインは〔一週間の為替市場を分析!マーケット・チェックWebセミナー〕にて公開中。

11:43 ドル円 抵抗・支持ライン追加
武市佳史
株式会社マネーパートナーズ チーフアナリスト
配信元: 達人の予想

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