タカラバイオが反発、CAR-T療法で先駆し今期業績も上振れの可能性
タカラバイオ<4974.T>が3日ぶり反発。ここバイオ関連株全般が売られるなか、同社株のその流れのなかで調整色を強めていたが、13週移動平均線まで下押したところで押し目買いが優勢となった。遺伝子工学分野に精通し、治療や再生医療分野への展開力に期待が大きい。特に免疫細胞のT細胞にキメラ抗原受容体を加えて遺伝子改変を行うCAR-T療法では同社の技術に対するマーケットの視線が熱い。腫瘍溶解性ウイルス「TBI-1401」については年内に承認される可能性があり、これも折に触れ同社株を刺激する材料となっている。足もとの業績も好調、18年4~12月期は営業利益段階で前年同期比倍増、19年3月期通期では前期比46%増の52億円と高変化が見込まれているが上振れの可能性もある。
出所:minkabuPRESS
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