“上値重い”は相変わらずも、“失望 or 元のレンジに逆戻り”はいずれも回避…!?

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最新投稿日時:2019/03/18 10:45 - 「“上値重い”は相変わらずも、“失望 or 元のレンジに逆戻り”はいずれも回避…!?」(武市佳史)

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“上値重い”は相変わらずも、“失望 or 元のレンジに逆戻り”はいずれも回避…!?

著者:武市佳史
投稿:2019/03/18 10:45

◆終値ベースで維持 - 200日移動平均線

※ご注意:予想期間は3月19日と表示されていますが、本日(3月18日)の東京・欧州・NY市場の値動きを想定した記述となります。


日銀金融政策決定会合への期待感から“111.90円”へと持ち上げる場面が見られたものの、“112円回復”はなりませんでした。
一方、「事前予想を下回る米経済指標」「米10年国債利回り低下」という逆風が吹いたNYタイムには“111.380円”へ下押す場面こそ見られましたが、“大きく崩れる”には至りませんでした。
こうして注目の“200日移動平均線(先週末は111.430円)”を「終値ベースで維持」という格好で、先週末の取引を終えています。

◆まだ「112円回復には力不足」だが…?

テクニカル的に見ると「底堅い」ですが、ファンダメンタルズ的には「(FOMCに向けて)金利見通しの下方修正(年内利上げは2回⇒0回もしくは1回)が重石になりやすい」と見るのが自然です。
「株高の連鎖」というポジティブ要因もありますが、「112円回復には力不足」と見ざるを得ないのが実状でもあります。

ただし先週末記した「ファンダメンタルズ的な“失望”」「テクニカル的な“元のレンジに逆戻り”」といった思惑は、それぞれ“回避”された格好になります。
週明けの本日は“主だった材料”が不在ですので、「このまま“111円台”での推移」が基本路線と見られますが、引き続き「戻り売りではなく、押し目買い」で臨みたいところです。
「リスク回避姿勢」に傾斜しない限り…。

◆ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:112.134(3/5高値、+2σ、ピボット2ndレジスタンス)
上値4:112.000(大台)
上値3:111.918(3/6高値、3/15高値)
上値2:111.789(ピボット1sレジスタンス)
上値1:111.683(+1σ)
前営業日終値:111.474
下値1:111.380(3/15安値、200日移動平均線、日足・一目均衡表転換線)
下値2:111.311(100/20日移動平均線、3/8~3/15の50%押し、ピボット1stサポート)
下値3:111.145(3/14安値、20週移動平均線)
下値4:111.007(3/13安値、50週移動平均線、大台、ピボット2ndサポート)
下値5:110.876(3/11安値、日足・一目均衡表基準線、100週移動平均線、20月移動平均線)

※ユーロ円やユーロドルなど、他の通貨ペアの抵抗・支持ラインは〔一週間の為替市場を分析!マーケット・チェックWebセミナー〕にて公開中。

11:09 ドル円 抵抗・支持ライン追加
武市佳史
株式会社マネーパートナーズ チーフアナリスト
配信元: 達人の予想

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