NY株高を好感して買い先行 21300-21600のレンジ◆あすなろ投資顧問 加藤あきら◆

NY株高を好感して買い先行

●15日のNY株式市場は米中貿易協議の進展期待から3指数は上昇。3月のNY連銀製造業景況指数や2月の米鉱工業生産指数が市場予想を下回り売り先行となったが、「中国の劉鶴副首相がムニューシン米財務長官およびライトハイザー米通商代表部代表と電話で協議し、進展があった」との報道で買いが優勢となる。半導体株を中心にハイテク株が上げ幅を拡大。「墜落事故を起こした制御ソフトの修正プログラムを早期にリリースする見通しだ」と報じられたボーイングが買われ、ダウを約38ドル押し上げた。

ダウ工業株　　　　２５８４８.８７（＋１３８.９３）△０.５４％
ナスダック　　　　　７６８８.５３（＋　５７.６２）△０.７６％
Ｓ＆Ｐ５００　　　　２８２２.４８（＋　１４.００）△０.５０％

●本日の日経平均はNY株高を好感して買い先行と読む。ＣＭＥ日経平均先物の終値は２万１３３０円で、先週末の東京市場の日経平均終値２万１４５０円と比べ１２０円安い水準。先週末の大阪取引所の日経平均先物終値は２万１３６０円。

●日経平均株価の節目
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２万１８６０円　直近高値（3月4日）
２万１４５０円　昨日終値
　２万１３３１円　５日線
　２万１３３０円　ＣＭＥ日経平均先物
　２万１３２３円　２５日線

●新規上場
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共栄セキュリティーサービス　　公開価格２１００円

●今週の主な予定　　　　

18日（月）
日本貿易収支（2月）

19日（火）
独ZEW景況感指数（3月）
米製造業受注（1月）

20日（水）
月例経済報告（3月）
英消費者物価指数（2月）
FOMC、パウエルFRB議長会見、経済予測公表
英政府、20日までに離脱案採決目指す

21日（木）
英中銀政策金利
米景気先行指数（2月）
EU首脳会議（22日まで）

22日（金）
日本消費者物価指数（2月）
米財政収支（2月）
米中古住宅販売件数（2月）

＊予定は変更することがあります。