ドル円、伸び悩むも底堅い。

マーケットコンディション

昨日のドル円は、111.17円で始まると、東京時間、ユンケル欧州委員長がメイ英首相との会談後に「法的に拘束力のある手段でメイ英首相と合意に達した」と報じられるとポンドが上昇。また、日経平均株価の上昇もあり、ドル円は111.45円まで上昇。ロンドン時間、利食いなどで111.30円前後まで下押しとなるが底堅く、米10年債利回りが上昇すると111.46円まで上昇。NY時間、2月米消費者物価指数（CPI）は前年比とコア指数で予想を下回ると、ドル円は111.11円まで下落。その後米株の上昇を受け買戻しが入り、111.33円でクローズをむかえた。

ドル円、伸び悩むも底堅い。

テクニカル的には、昨日の高値111.466円は、色々なポイントと重なる。
112.13円-110.78円の下げに対し50％戻しが111.45円となり、110.35円-112.13円-110.78円からの上値拡張38.2％も111.45円となる。このポイントを上抜けると112円台再挑戦となるが、ここが重そうだ。
また、本日は、英議会での「合意なき離脱」に関する採決がある、今のところ楽観視され買い意欲が高まっているが、警戒が必要か。