日経平均採用も外資保有比率45%、6000円の壁は厚いか!?
パイオニアの上場廃止に伴う入れ替えで、任天堂と争う形で日経平均採用となった同社。
インデックス買いが入る観測から大きく買われたが、同社の約半分近い株は外資系が保有しており、四季報では、外資 45.0%となっている。
また、チャート的に6000円の壁が分厚い形となっており、ここを超える決算内容とは言えない為、浮動株比率が7%と低くても、時価総額は1兆円を超える大型株だけに大きく上昇した所は利食いが基本的な戦略になると予想。
大口の外資の利食いも見られることから、短期的な下落予想で売り目線推奨。
【引用】
オムロンが連日の人気化、日経平均採用を引き続き材料視
オムロン<6645>が連日の人気化。8日の取引終了後、日経平均株価の臨時入れ替えが発表され、3月27日に上場廃止となるパイオニア<6773>に代わりオムロンが新規採用されることが明らかになった。
これを受け、オムロンに買いが殺到し11日は場中には値がつかずストップ高水準で比例配分となった
この日も引き続き買いが集まり、前日に比べ7%超に上昇している。オムロンには15日の引けにかけリバランス需要が発生する見通し。SMBC日興証券では、オムロンに対する買いインパクトは25日平均出来高の26.9日分と推定。
同社株は、流動性が低いため銘柄入れ替え時のパッシブインパクトが大きいとみられている。