日経平均株価は上値が重い展開
米国ダウ指数が好調です。米国ダウ指数は12月の暴落から回復し、暴落前の10月につけた高値26951ドルまであと約4%の水準にまで回復しています。仮に米朝首脳会談でポジティブなサプライズがあったり、米中貿易摩擦懸念が薄らぐサプライズがあれば、米国ダウ指数は再度高値更新の可能性が出てきたと言えそうです。ダウ指数に連動するETFである(1546)NFダウ・ジョーンズも75日移動平均線を上回って推移しており、短期的には米国ダウ指数は上昇トレンド入りしていると考えられます。
米国株の好調を受け、日経平均株価も75日移動平均線を越え上昇トレンド入りを示唆しています。ただ終値と75日移動平均線との乖離はまだわずかでちょっとした悪材料があれば再度75日移動平均線を下回る可能性も残っています。米国ダウ指数が上昇すれば、日経平均株価もある程度追随して上昇すると考えていますが、価格帯別出来高をみると日経平均株価の上値は重い可能性があり注意が必要でしょう。21日の日経平均株価は小幅安と予想します。