「ウォールマート決算」には要注目…!?

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最新投稿日時:2019/02/19 10:39 - 「「ウォールマート決算」には要注目…!?」(武市佳史)

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「ウォールマート決算」には要注目…!?

著者:武市佳史
投稿:2019/02/19 10:39

◆“小動き”に終始

※ご注意:予想期間は2月20日と表示されていますが、本日(2月19日)の東京・欧州・NY市場の値動きを想定した記述となります。


欧州タイム入り時に若干“ユーロ買い”が目立つ場面が見られたものの、それ以外は概ね“小動き”に終始する展開でした。
ドル円は先週末からわずかに値を戻したものの、変動幅はわずかに“25pips弱(110.40-65円水準)”程度に留まっています。

◆本日も“イベント不在”

「米中通商協議」という大きなファクターを抱えるものの、現時点では「いつ跳び出すのかわからない(決め手に欠ける)」といった類のものになります。
このため「期待したシナリオは描きづらく」、それを除くと「(主だった米国絡みのイベントは)本日も不在」ということになります。
つまり「動意薄(膠着)も継続しやすい」ということになってきます。

◆ただ「ウォールマート決算」には要注目…!?

ただ「米小売大手・ウォールマート決算」には、注目しておく必要があるかもしれません。
通常、為替市場では小売業決算をそれほど注目しませんが、今回は「米12月小売売上高の大幅悪化(14日)」の影響を受けたばかりという状況です。
しかも「年末商戦は好調」といわれた中での“大幅マイナス(-1.2%)”だっただけに、「数値に疑念を持つ」という声が少なからず存在している状況でもあります。
「(悪ければ)米小売売上高が蒸し返される」、しかし「(良ければ)急速に巻き戻される」といった展開には注意しておく必要がありそうです。

基本は「連休明けの米国勢の動向待ち」と見ますが、いずれにしても「大きくは崩れるは期待薄」「戻り売りではなく、押し目買い」との見方は、そのまま続けたいところです。

◆ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:111.123(2/14高値)
上値4:111.000(大台)
上値3:110.913(ピボットハイブレイクアウト)
上値2:110.791(2/14~2/15の61.8%戻し、100週移動平均線、20月移動平均線、ピボット2ndレジスタンス)
上値1:110.644(2/15-18高値、2/14~2/15の50%戻し、ピボット1sレジスタンス)
前営業日終値:110.598(50週移動平均線、月足・一目均衡表先行スパン上限)
下値1:110.417(2/18安値、ピボット1stサポート)
下値2:110.364(日足・一目均衡表転換線、ピボット2ndサポート)
下値3:110.255(2/15安値、ピボットローブレイクアウト)
下値4:110.186(週足・一目均衡表先行スパン上限)
下値5:110.123(50日移動平均線)

※ユーロ円やユーロドルなど、他の通貨ペアの抵抗・支持ラインは〔一週間の為替市場を分析!マーケット・チェックWebセミナー〕にて公開中。

12:04 ドル円 抵抗・支持ライン追加
武市佳史
株式会社マネーパートナーズ チーフアナリスト
配信元: 達人の予想

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