ソフトバンクグループが大幅高、群を抜く売買代金で全体リスクオン相場を牽引◇
ソフトバンクグループ<9984.T>が商いを伴い大幅高、全体リスクオン相場を牽引している。売買代金は東証1部上場銘柄のなかで断トツ、全市場ベースでもNEXT FUNDS日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信<1570.T>を上回りトップとなっている。今月6日に発表した18年4~12月決算は営業利益段階で前年同期比62%増と急拡大、デリバティブ取引による利益捻出だったとはいえ、保有する米エヌビディア株下落の影響が懸念されていたなかで、市場コンセンサスを大きく上回る好決算がサプライズとなった。さらに、6000億円を上限とする大規模な自社株買いを発表、これによる既存株主の株式価値向上や需給改善効果への期待も株高を後押ししている。信用取組は信用倍率4.17倍と買い残が多いものの、貸株調達に伴う空売りもかなりの水準入っていたことが想定され、2月7日にマドを開けて買われた後は踏み上げ的な上昇トレンドを描いている。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:minkabuPRESS
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