【売り】資生堂(4911)昨年の指数押し上げの立役者も今期の株価は失速か◆あすなろ投資顧問 加藤あきら◆

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最新投稿日時:2019/02/12 08:16 - 「【売り】資生堂(4911)昨年の指数押し上げの立役者も今期の株価は失速か◆あすなろ投資顧問 加藤あきら◆」(加藤あきら)

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【売り】資生堂(4911)昨年の指数押し上げの立役者も今期の株価は失速か◆あすなろ投資顧問 加藤あきら◆

著者:加藤あきら
投稿:2019/02/12 08:16

昨年の指数押し上げの立役者も今期の株価は失速か

業種:化学
時価総額:28068.0億円
PER:41.81倍
PBR: 6.17倍

 化粧品の国内大手で基幹ブランド「SHISEIDO」の他に、消費者にも馴染みが深いスキンケア、コスメ、パーソナルケア、ヘルスケアなど幅広い商品領域でブランド展開し、海外展開を加速。その半面、多ブランド展開で注力分野が絞り切れずに競合比で利益率での見劣りが目立つ。

 先週末発表の本決算においては前期比で営業利益152.8%増の超絶決算で着地。今期もさらに+10%を上回る2ケタ増を見込んだ上で、さらに配当に15円上乗せの増配発表に隆盛を極めた感が漂う。中長期戦略「VISION 2020」に基づく売上高1兆円超、さらに営業利益1000億円超を前倒しで実現させたことからも、投資家からの評価が高まる一方で、営業CFの伸びは生産ラインのフル稼働からも頭打ちとなる可能性が出始めている。

 株価は中長期的な上昇トレンドで昨年6月に高値9250円をつけた後、中国経済減速の懸念から好調だったインバウンド収入が落ち込むとの観測で天井を打っている。これは同社に限った話ではなく、コーセーやポーラ・オルビスなどの競合他社でも見られる動きである。本日は今期への期待と増配好感からある程度高く始まることも考えられるが、改めて売りエントリー好機となりそうだ。競合比でも割高な水準であるため、朝方の買い一巡後は上値の重さから戻りも限られることだろう。
配信元: 達人の予想

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