ドル円、110円台定着挑戦つづくが

マーケットコンディション

昨日のドル円は109.95円で始まると、東京時間は110円にタッチはするものの、日経平均株価の軟調や豪ドル円などの下落を受け109.72円まで下落。その後日経平均株価が下げ止まりを見せると、ドル円は110.00円まで買い戻された。ロンドン時間、一時110.08円まで買い上がるが、NY時間は、世界景気の減速懸念で欧州株やNYダウ先物の下落を受け、ドル円は109.60円まで下落。その後は、買戻しが入り109.81円でクローズをむかえた。

ドル円、110円台定着挑戦つづくが

テクニカル的に、昨日終値時点で、日足一目均衡表上で「三役好転」となったが、ほぼ、小動き。110円超えは何度も挑戦するが、滞空時間は短く失速。しかし、押しも浅い。米中貿易問題や英国ブレクジット交渉に対する懸念が再発しはじめていることを考えると、今回の「三役好転」が「騙し」になるのではないかと推測する。