本日は「やや下方向」を想定も、「押し目買い」との見方に変化なし…!?

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最新投稿日時:2019/02/06 10:33 - 「本日は「やや下方向」を想定も、「押し目買い」との見方に変化なし…!?」(武市佳史)

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本日は「やや下方向」を想定も、「押し目買い」との見方に変化なし…!?

著者:武市佳史
投稿:2019/02/06 10:33

◆小動きに終始した一日

※ご注意:予想期間は2月7日と表示されていますが、本日(2月6日)の東京・欧州・NY市場の値動きを想定した記述となります。


「豪RBA政策金利(想定ほどハト派ではなかった)」を機に豪ドル買い、「英サービス業PMI悪化(16年7月以来の50.1)」を機にポンド売りという場面こそ見られましたが、それを除くと昨日は“概ね小動き”だったといえます。

特にドル円の動意は乏しく、「欧州通貨主導によるドル買い」が台頭した欧州タイム序盤においても、110円台に乗せたのは“わずか一瞬”に留まりました。
逆に「米ISM非製造業景況指数が悪化(18年7月以来の56.7)」しましたが、ドル売りの反応も鈍く、結果的に昨日は“わずか25pips”程度しか動きませんでした。

◆「一般教書演説」には注意が必要だが…?

こうした状況下、本日は「トランプ大統領の一般教書演説」が予定されています。
“動意に乏しい”として知られる同イベントではありますが、今回は「対中通商協議」「メキシコとの壁」等の注目される問題を抱えています。
特に後者は「(つなぎ予算が切れる)15日以降の政府機関再閉鎖への疑念」とも密接につながっているだけに、“値動きが荒くなるケース”には注意しておく必要がありそうです。

もっともそれを除けば、昨日と大きな差異はないと考えられます。
「流動性が低下」する中、「些細な要因で揺れ動く」可能性は増すものの、「方向感が定まるか」といえば…?
“上値の重さ”を露呈した直後なだけに「本日はやや下振れ」を想定(懸念?)しますが、それでも「戻り売りではなく、押し目買い」との見方は変えずに臨みたいところです。

◆ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:110.697(20月移動平均線)
上値4:110.574(月足・一目均衡表先行スパン上限、50日移動平均線)
上値3:110.370(50週移動平均線、ピボットハイブレイクアウト)
上値2:110.158(2/4高値、ピボット2ndレジスタンス)
上値1:110.084(週足・一目均衡表先行スパン上限、2/5高値、大台、ピボット1sレジスタンス)
前営業日終値:109.957
下値1:109.775(2/5安値、週足・一目均衡表基準線、ピボット1stサポート)
下値2:109.683(週足・一目均衡表先行スパン下限、ピボット2ndサポート)
下値3:109.524(1/31~2/4の38.2%押し、ピボットローブレイクアウト)
下値4:109.432(2/4安値、週足・一目均衡表転換線)
下値5:109.328(1/31~2/4の50%押し、日足・一目均衡表転換線)

※ユーロ円やユーロドルなど、他の通貨ペアの抵抗・支持ラインは〔一週間の為替市場を分析!マーケット・チェックWebセミナー〕にて公開中。

11:29 ドル円 抵抗・支持ライン追加
武市佳史
株式会社マネーパートナーズ チーフアナリスト
配信元: 達人の予想

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