幾分“反発優勢”と見るが、本番は“来週”…!?

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最新投稿日時:2019/01/25 10:42 - 「幾分“反発優勢”と見るが、本番は“来週”…!?」(武市佳史)

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幾分“反発優勢”と見るが、本番は“来週”…!?

著者:武市佳史
投稿:2019/01/25 10:42

◆“上を下へと揺れ動く”も、“上値も下値も限定的”

※ご注意:予想期間は1月26日と表示されていますが、本日(1月25日)の東京・欧州・NY市場の値動きを想定した記述となります。


欧製造業/サービス業PMIが悪化し、さらにECB理事会&ドラギ総裁記者会見にて「景気見通しリスクは下方向に転じた」へと傾くなど、昨日は“ユーロ売り⇒ドル買い”に傾きました。
一方で「可能性は十分あるが、まだ米中通商交渉の妥結は程遠い」とロス米商務長官が発言したことで、“ドル売り/円買い”も目立ちました。
こうしてドル円は“上を下へと揺れ動いた”ものの“上値も下値も限定的”であり、結局「109円を中心とする揺れ動き(揉みあい)」から抜け出すことはありませんでした。

◆「下地が整いつつある」との見方に変わりはないが…?

“110円超のストップロスオーダー”を考えると「短期筋はこのまま放っておかない」という面があるのは事実ですが、しかし本日は“週末”に当ります。
また「米政府機関の一部閉鎖」を巡る“知ったら終い⇒もう一段のリスクセンチメント改善”への期待も、「共和党/民主党双方の採決動議を否決(どちらも採決なし)」という昨日の先送りで燻ったままです。

「下地が整いつつある」とは考えますし、また「米中通商協議をトランプ大統領は楽観視」とのクドロー米NEC委員長発言もあります。
このため「大きく崩れない」「目先は反発優勢」とも考えますが、本日に関してはやはり「(110円ライン突破を)こなし切れるかは微妙」は昨日以上に見ておく必要がありそうです。
今週の揺れ動きを経て、いよいよ来週は本番…?

◆ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:110.251(50週移動平均線)
上値4:110.171(ピボットハイブレイクアウト)
上値3:110.000(大台、1/23高値、週足・一目均衡表先行スパン上限、ピボット2ndレジスタンス)
上値2:109.795(1/24高値、週足・一目均衡表基準線、ピボット1sレジスタンス)
上値1:109.683(週足・一目均衡表先行スパン下限)
前営業日終値:109.609(週足・一目均衡表転換線)
下値1:109.420(1/24安値、ピボット1stサポート)
下値2:109.317(1/23安値)
下値3:109.233(ピボット2ndサポート)
下値4:109.145(1/22安値、1/10~1/23の38.2%押し)
下値5:109.057(1/18安値、20日移動平均線、日足・一目均衡表転換線、大台、ピボットローブレイクアウト)

※ユーロ円やユーロドルなど、他の通貨ペアの抵抗・支持ラインは〔一週間の為替市場を分析!マーケット・チェックWebセミナー〕にて公開中。

11:00 ドル円 抵抗・支持ライン追加
武市佳史
株式会社マネーパートナーズ チーフアナリスト
配信元: 達人の予想

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