3連休中も気が休まらない投資家も少なくないのか!=NY為替
NY時間の午後に入ってドル円は108.45円付近で推移している。きょうは特段の材料も見当たらない中でドル買い戻しが強まっており、ドル円も買い戻しが優勢となっている。一時108.15円付近まで下落していたが、ストップを巻き込んで108.60円近辺まで上昇する場面も見られた。モデル系ファンドからのドル買いオーダーなども観測されていた模様。
ただ、109円を試す動きまではない。10日線が来ている108.70円から上の水準には輸出企業の売りオーダーも並んでいるようだ。
きのうのパウエルFRB議長の発言も「(利上げに)辛抱強くいられる」と述べていた。FRBもバランスシート縮小にはなおこだわっているようで継続する方針が強調されていたが、金利についてはインフレが2%付近で落ち着く中、中立水準に既に接近しており、市場に警戒感が高まっている状況下で無理に引き上げる必要もないと考えてるのかもしれない。トランプ大統領からのプレッシャーも正直あるだろう。FRBとしては口が裂けても言えないだろうが。
ドル円の日足チャートを見ても、もう一段の下値がありそうな雰囲気を醸し出しており下値警戒感は強まっている。東京勢は3連休に入っているが、先日のフラッシュ・クラッシュ(瞬間的暴落)の例もあり、気が休まらない投資家も少なくないのかもしれない。
USD/JPY 108.49
minkabu PRESS編集部 野沢卓美
このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。
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