大石哲之:1月7日週の仮想通貨市場振り返り【フィスコ・ビットコインニュース】

最新投稿日時:2019/01/11 11:41 - 「大石哲之:1月7日週の仮想通貨市場振り返り【フィスコ・ビットコインニュース】」(フィスコ)

大石哲之:1月7日週の仮想通貨市場振り返り【フィスコ・ビットコインニュース】

投稿:2019/01/11 11:41
以下は、フィスコ客員アナリストの大石哲之(「ビットコイン研究所)」代表、ツイッター@bigstonebtc)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2019年1月10日に執筆

1月7日週のビットコイン(BTC)は40.6~44.6万円で推移。10日に43.2万円(ドル建て価格で節目の4000ドル)の水準を明確に割り込んだことで、5日以降積みあがっていたロングポジションのロスカットを巻き込んで下落した。6日からの上昇分を消す格好で、年初の水準まで戻したことになる。ただ、これは為替の円高推移による影響が大きく、ドル建て価格では年末の安値3560ドルあたりで下げ止まりをみせている。一旦は下げ止まりが意識されるとみられるが、安値を割り込むようだと36万円を見に行く展開も視野に入る。

年末年始にかけてイーサリアム(ETH)の価格が持続的に上昇している。0.025BTCの底値付近から、直近では0.041BTCまで50%以上の上昇をみせた。

イーサリアムは、来週の16日頃、非常に重要なアップデート(ハードフォーク)を予定している。将来のPOSへの移行を踏まえた全段階となる今回のハードフォークでは、スケーラビリティ対策など広範囲のアップデートを予定しており、それを織り込む形で価格上昇をしてきた。

一方で、ビットコイン価格が4000ドルの回復を見せたあたりから、一旦ピークをつけたものと思われる。現在急落し、0.035付近でトレードされているが、これは、ハードフォークのスムーズな実行の様子見であるといえよう。

最も需要な変更としてマイニングによる報酬がブロック当たり3THから2ETHとなることである。2/3に減少する。このことから、一時的なマイナーの離脱の影響があると考えられる。イーサリアムはGPUによる採掘であるため、収益性の高い他のコインの採掘に一時的にハッシュレートを切り替えが容易であるからだ。

イーサリアムはいったん底打ちしていることから、ハードフォーク後には再び安心感から上昇基調となれば、中長期でのリバウンドを取りに行きたい。

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執筆者名:大石哲之
ブログ名:ビットコイン研究所

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配信元: フィスコ
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