連休前でポジション調整 20000-20300のレンジ◆あすなろ投資顧問 加藤あきら◆

連休前でポジション調整

●10日のNY株式市場は3指数とも5日続伸。百貨店のメーシーズやコールズの年末商戦の結果は悪く、投資家心理が悪化。3日間の米中貿易協議が終了して、具体的な内容については明らかにされず市場の期待が後退した。ダウは一時170ドル超下げたが、午後に行われるパウエル議長講演待ちで様子見。午後の講演では、パウエルＦＲＢ議長は利上げを一時中止し、経済の状況を注目する考えを強調した。バランスシートについて「現在の規模からかなり縮小する」として売り優勢になるが、指数はこの日の高値圏で取引を終了。

ダウ工業株　　　　２４００１.９２（＋１２２.８０）△０.５１％
ナスダック　　　　　６９８６.０７（＋　２８.９９）△０.４２％
Ｓ＆Ｐ５００　　　　２５９６.６４（＋　１１.６８）△０.４５％

●本日の日経平均は連休前でポジション調整と読む。ＣＭＥ日経平均先物の終値は２万０３４０円で、昨日の東京市場の日経平均終値２万０１６３円と比べ１８０円ほど高い水準。本日早朝の大阪取所の日経平均先物終値は２万０３５０円。

●日経平均株価と上下の節目
　────────────
　２万０３４０円　ＣＭＥ日経平均先物
☆２万０１６３円　昨日終値
　２万００７９円　５日線
　２万００１４円　昨年末終値
　１万９７２１円　一目転換線

●今週の主な予定　

11日（金）
米消費者物価指数（12月）

※予定は変更することがあります。