短期的な天井の局面
今週に入り日経平均株価は3連騰しています。今の勢いを見ると「このまま日本株は上昇か?」そう思うかもしれません。ただここから先は注意が必要です。
日経平均株価のRSI(9日)は43%、マザーズ指数のRSI(9日)は51%となっており、いずれも売られ過ぎの水準から通常の水準に回復しています。また日経平均株価、マザーズ指数ともに25日移動平均線が上値の目安として控えており、システムトレードにおいても年末年始に買いポジションだった銘柄の手仕舞いシグナルが出揃っています。ここから先は買い場というよりも利益確定の売り場と思われます。十分に注意しておきましょう。10日の日経平均株価は短期的なトレンドの転換点に差し掛かったと考え「小幅安」とします。