大野芳政:株価下落時こそチャンス!決算説明会からテンバガー候補を探す!【FISCOソーシャルレポーター】

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最新投稿日時:2019/01/09 13:15 - 「大野芳政:株価下落時こそチャンス!決算説明会からテンバガー候補を探す!【FISCOソーシャルレポーター】」(フィスコ)

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大野芳政:株価下落時こそチャンス!決算説明会からテンバガー候補を探す!【FISCOソーシャルレポーター】

配信元:フィスコ
投稿:2019/01/09 13:15
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家大野芳政氏(ブログ「証券アナリストが考えたスマホでできるお手軽株式投資「トランプ式投資術」」を運営)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2019年1月5日11時に執筆

国内の上場企業の多くは年に数回、アナリストや機関投資家向けに決算説明会を開催しています。

実はテンバガー(10倍株)など長期上昇株のトレジャーハンティングには、経営者の生の声を聞ける決算説明会は非常に有効なツールとなります。

将来大きく成長する会社を探すには、経営者の人物像や、長期的なビジョンに沿った具体的な経営戦略などが重要となるからです。決算短信等の財務諸表の分析もいいですが、どうしても近視眼的になってしまいがちです。

そこで、1回1~2時間程度の決算説明会の内容を3分程度で読めるよう、アナリストの視点からポイントを絞り込んで紹介していきます。

フリービット<3843>
19年4月期2Q累計(5-10月期)の営業利益は前年同期比+139.6%の10.13億円の大幅増益となるなど足元の業績は好調に推移しています。マンションインターネット事業が過去最高の四半期売上高を更新するなど順調に拡大するなか、ヘルステック事業でフリービットEPARKヘルスケアの伸びが大きく寄与しました。

こうした中、今後はギガプライズグループの体制強化と先行投資の一巡による利益拡大フェーズ移行が期待されます。また新セグメントとなるエドテック事業の今後の推移にも注目です。株価は昨年9月に1100円台を超える場面もありましたが、ここ数年のトレンドを見てみると、1000円手前でのもみあいが継続しています。ただ、だいたい700円台を割り込むと押し目買いが入ってくる印象があり、足元は買いのタイミングを探る水準だと考えています。それでは決算説明会の内容を見ていきましょう。

■注目度
★★★☆☆

2018年12月14日「2019年4月期第2四半期決算説明会」

■トピックス
・2019年4月期 第2四半期 連結業績トピックス
・2019年4月期 第2四半期 連結業績
・四半期実績推移
・決算概要 売上構成比
・前期比差異分析 売上高
・前期比差異分析 営業利益
・連結業績サマリ 収益構造推移
・ネットワーク関連費用推移
・販売管理費推移
・従業員数推移
・前年同期比差異分析 経常利益
・前年同期比差異分析 親会社株主に帰属する四半期純利益
・連結業績サマリ BS比較
・ブロードバンド事業進捗(1)
・ブロードバンド事業進捗(2)
・ブロードバンド事業進捗(3)
・モバイル事業進捗
・アドテクノロジー事業進捗(1)
・アドテクノロジー事業進捗(2)
・アドテクノロジー事業進捗(3)
・アドテクノロジー事業進捗(4)
・クラウド事業進捗
・ヘルステック事業進捗(1)
・ヘルステック事業進捗(2)
・ヘルステック事業進捗(3)
・アルク事業進捗
・2019年4月期 注力施策の進捗
・連結業績進捗
・中期事業方針「SiLK VISION 2020」

■会社解説からポイント抜粋
・ブロードバンド事業はギガプライズグループの体制強化と先行投資が続いていたが、これがほぼ一巡。マンションインターネットの増収が続く中、今後は収益も拡大していくフェーズに移行する見通し。中期事業方針「SiLK VISION 2020」で目標とする20年4月期の連結売上高500億円・連結営業利益50億円に向けて、「今年度も順調に進捗している」との見方を示した。

<ブロードバンド事業>
・ギガプライズグループのマンションインターネットが順調に推移。サービス提供戸数は30.6万戸を突破し、今期予想の34.9万戸に向けて順調に推移。「今後もさらに増える見通しであり、特別な要因がない限り、下振れすることはない」との見解を示した。足元は体制強化のための投資により増収減益も、体制強化はほぼ一服。「今後は利益を獲得する段階になってくる」という。

・LPガス大手のサイサンとOEM(相手先ブランドによる生産)契約をした。サイサンがLPガスを提供している賃貸マンション・アパートのオーナー中心にインターネット接続サービスを展開する。

<モバイル事業>
・コンシューマ向けは非常に競争が激しい。「もう売上を伸ばすというフェーズではなくなってきた」とし、付加価値の高いサービス・法人向けのサービスに営業転換を進めていき、数を狙うよりも収益性の高いユーザーを獲得する方針。

<アドテクノロジー事業>
・中期的な成長を考えるうえで、今の延長線上だけではなく、新しい領域にチャレンジする方針。「一時期のような30%の増益という段階はないが、手堅く進め持っている重要な利益源として管理していく」とした。

・フルスピードグループのアフィリエイト・プラットフォーム事業は、国内でヘビーアフィリエイターから高い評価を受けており、こうしたノウハウを生かして、アジアに展開をしていくことを検討。

<ヘルステック事業>
・売上高やユーザー数は大きく伸びているが、現在はユーザーを拡大するための投資フェーズ。「フリービットEPARKヘルスケア」単体では黒字も、セグメント的にはまだ赤字の状況。

・薬局・ドラッグストアの検索・予約サイトの「フリービットEPARKヘルスケア」の月間薬局予約件数は右肩上がりに伸びている。薬局に年間8億回行く計算ということを考慮すれば、市場は非常に大きく、まだ開拓余地がある。

<アルク事業>
・2018年11月から新セグメント「エドテック事業」を開始。その時々のネタをネイティブの英語で記事にして、カセットテープやCD等に焼き、雑誌として販売している老舗の語学教育カンパニーのアルクの月刊誌「ENGLISH JOURNAL」などをIT化して、ユーザー数・認知をさらに高めていく。

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執筆者名:大野芳政
ブログ名:証券アナリストが考えたスマホでできるお手軽株式投資「トランプ式投資術」

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配信元: フィスコ

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