“フラッシュ・クラッシュ”後のトレンドは、まだ維持されている…!?

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最新投稿日時:2019/01/09 10:42 - 「“フラッシュ・クラッシュ”後のトレンドは、まだ維持されている…!?」(武市佳史)

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“フラッシュ・クラッシュ”後のトレンドは、まだ維持されている…!?

著者:武市佳史
投稿:2019/01/09 10:42

◆109円台示現も、押し戻される…

※ご注意:予想期間は1月10日と表示されていますが、本日(1月9日)の東京・欧州・NY市場の値動きを想定した記述となります。


“分水嶺”はクリアしたドル円は“3日高値(108.790円)”に展開する分厚いドル売りオーダーを突破、欧州タイム序盤には“109円台”へと駆け上がりました。
しかし上値追いはそこまで…、“109.086円”で押さえられると、その後はNYタイム中盤にかけて“108.445円”へと押し戻されていきました。
もっとも「米中通商協議は9日も継続」との報が流れたこともあり、再び108円後半へ押し戻されて昨日の取引を終えています。

◆目先は「トランプ大統領演説」が上値を押さえるが…?

本日は“トランプ大統領演説(メキシコとの壁問題)”が控えていますので、「壁予算が認められないと署名しない⇒政府機関の閉鎖長期化⇒ドル売り優勢」となる可能性はゼロではありません。
この思惑が“上値を押さえる”と見られますが、しかし一部で意識される「非常事態宣言⇒強行策」に踏み切る可能性はそう高くないと考えられます。
そうなると演説後は再び“米中通商協議への期待感”に傾斜してもおかしくなく、株高から“リスク選好⇒円売りフロー”も続いています。

“フラッシュ・クラッシュの調整”はある程度済んだと見られますが…、
また米中通商協議次第では“どちらにも振れる可能性有”とも考えますが…、
「(フラッシュ・クラッシュ後の)上昇トレンドは維持されている」と見て、神経質なマーケットと対峙したいところです。

◆ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:109.683(週足・一目均衡表先行スパン下限/転換線、ピボットハイブレイクアウト)
上値4:109.397(日足・一目均衡表基準線、ピボット2ndレジスタンス)
上値3:109.086(1/8高値、ピボット1sレジスタンス)
上値2:109.000(大台)
上値1:108.841(1/8高値後の61.8%戻し)
前営業日終値:108.748
下値1:108.598(1/8安値後の61.8%押し)
下値2:108.445(1/8安値、ピボット1stサポート)
下値3:108.213(日足・一目均衡表転換線)
下値4:108.149(1/3~1/8の23.6%押し、ピボット2ndサポート)
下値5:108.017(1/7安値、大台)


※ユーロ円やユーロドルなど、他の通貨ペアの抵抗・支持ラインは〔一週間の為替市場を分析!マーケット・チェックWebセミナー〕にて公開中。

11:49 ドル円 抵抗・支持ライン追加
武市佳史
株式会社マネーパートナーズ チーフアナリスト
配信元: 達人の予想

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