「★1月8日予想」1月は新興株に注目

新興株の短期的な反発を期待

7日の日本株市場は大きく上昇しました。日経平均株価は前日比2.4%プラスの20038円97銭、マザーズ指数は前日比3.8%プラスの859.48ポイントとなりました。前週末の米国株式市場が大きく上昇したことを受け日本株も上昇しました。

日経平均株価は依然米国株の動向に左右される展開が続いています。そのような相場のなかマザーズ指数が好調です。「1月効果」という言葉があるように、例年1月は新興株が強い傾向が見られます。12月に節税対策としてパフォーマンスの悪かった新興株が売られた反動によって1月に新興株が買われやすいといった傾向が見られます。2019年に入った2営業日の株価を見る限り、今年も1月は新興株が強そうです。ただどこまで新興株の好調が続くかを考えるとそれほど長続きしない可能性があります。

マザーズ指数のテクニカル指標をみると、中長期の移動平均線は総じて右肩下がりであり、下落トレンドは続いています。RSI（9日）は42％とやや回復しており、目先のリバウンドはもう数日あり得ますが、その後は利益確定の売りに押されて再度下落トレンド入りする可能性があると考えます。8日の日経平均株価は投資家心理は改善されたものの依然下落トレンドが続いていると考え小幅安と予想します。