天昇電 Research Memo(4):減益予想だが、先行投資によるもので内容は懸念なし

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最新投稿日時:2018/12/27 15:34 - 「天昇電 Research Memo(4):減益予想だが、先行投資によるもので内容は懸念なし」(フィスコ)

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天昇電 Research Memo(4):減益予想だが、先行投資によるもので内容は懸念なし

配信元:フィスコ
投稿:2018/12/27 15:34
■今後の見通し

● 2019年3月期の業績見通し
天昇電気工業<6776>の2019年3月期の連結業績は、売上高16,500百万円(前期比6.1%増)、営業利益860百万円(同31.8%減)、経常利益820百万円(同29.3%減)、親会社株主に帰属する当期純利益540百万円(同33.3%減)が予想されている。

売上高は、引続き自動車向けが好調に推移する見込みであること、自社製品も順調に拡大していることから増収が予想されている。しかし自動車向け次期製品の金型投資や関連した梱包資材への投資(費用)が先行するために利益は減少が見込まれている。しかしこれらの先行投資は、今後自動車メーカー向けの出荷(売上高)が増加するとの見込みがあるから行うもので、明るい内容と言えるだろう。

同社によれば、2019年3月期の設備投資額は約1,000百万円(前期901百万円)、減価償却費1,300百万円(同1,078百万円)、梱包資材関連の投資(経費処理)は約200百万円が予想されている。また記述の不動産事業においても、伊賀市の土地を売却したのが前期の第2四半期であったことから、通年では減収減益が予想される。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)

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配信元: フィスコ

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