ファーストリテイリング(9983)は世界展開がメイン。円高が嫌気されそう。
日経平均寄与度が最も高いのに、現在のところ唯一高値圏を保っている同社。
ユニクロは世界展開がメインより、円高の影響をモロに受ける財務体制。
米国の株安・ドル安・債権安のトリプル安の中、リスクオフの円キャリートレードの巻き返しの円買いの円高で、同社の収益はかなり圧迫されるのは明白。
世界的なリセッションが明確になると、海外では安いというよりブランドイメージの強い同社だけに、買い控えなども出る予想から高値圏を維持する要素が見当たらない。
チャートも三角ボックスを下放れすると暴落あるチャートから早めに売り処分しておきたい。
ちなみに、3週間のローソク足を足し算すると、高値十字線の天井線より、ここからの下落は下落の初動と捉えるのがチャート理論である。