■業界環境
アライドアーキテクツ<6081>の業績に影響を及ぼす外部要因には、インターネット広告費やソーシャルメディア活用をめぐる動向が挙げられる。まず、2017年のインターネット広告費(媒体費及び広告制作費)は1兆5,094億円(前年比15.2%増)と4年連続で2ケタ成長となった。一方、これまで主力となってきたマスコミ4媒体(新聞、雑誌、テレビ、ラジオ)は2兆7,938億円(同2.3%減)と依然大きな構成比を占めるものの、3年連続で減少している(電通<4324>「日本の広告費」より)。今後もマスコミ4媒体からの予算シフトを含め、インターネット広告費は拡大する傾向にあるものと推定される。
また、BtoC企業のマーケティング・販促・広報の担当者向けの調査では、2018年に予算を増やしたいWeb広告予算の上位にSNSがランクされており、拡大しているインターネット広告市場の中でも、さらに有望な領域であると考えられる。その背景にはSNS利用者が増えていることが挙げられる。2017年末のSNS利用者(見込み)は7,216万人(前年比4.9%増)に達しており、SNS利用率の高まりとともに今後も増加する見通しである。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田郁夫)
<HN>
アライドアーキテクツ<6081>の業績に影響を及ぼす外部要因には、インターネット広告費やソーシャルメディア活用をめぐる動向が挙げられる。まず、2017年のインターネット広告費(媒体費及び広告制作費)は1兆5,094億円(前年比15.2%増)と4年連続で2ケタ成長となった。一方、これまで主力となってきたマスコミ4媒体(新聞、雑誌、テレビ、ラジオ)は2兆7,938億円(同2.3%減)と依然大きな構成比を占めるものの、3年連続で減少している(電通<4324>「日本の広告費」より)。今後もマスコミ4媒体からの予算シフトを含め、インターネット広告費は拡大する傾向にあるものと推定される。
また、BtoC企業のマーケティング・販促・広報の担当者向けの調査では、2018年に予算を増やしたいWeb広告予算の上位にSNSがランクされており、拡大しているインターネット広告市場の中でも、さらに有望な領域であると考えられる。その背景にはSNS利用者が増えていることが挙げられる。2017年末のSNS利用者(見込み)は7,216万人(前年比4.9%増)に達しており、SNS利用率の高まりとともに今後も増加する見通しである。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田郁夫)
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