【買い】フィスコ（3807）事業譲渡を材料視◆あすなろ投資顧問 加藤あきら◆

事業譲渡を材料視

業種：情報・通信業
時価総額：136.8億円
PER：0.00倍
PBR：6.84倍

金融関連情報配信サービスを展開。傘下にはIoTデバイスを扱うネクスやシステム開発のカイカ等を持つ。M&Aで事業多角化、企業調査やコンサル、ネット旅行業も育成しており、仮想通貨の情報、取引所、金融仲介機能を目指している。

同社は10日、仮想通貨交換所「Zaif」を運営するテックビューロ株式会社と、仮想通貨交換所「Zaif」事業を譲り受けることに関し、事業譲渡契約を締結すると発表。なお、事業譲渡の実行予定日は平成30年11月22日となっている。

同発表を材料視した買いが集中している。今回の事業譲渡により同社の業容拡大に繋がるとの見方が大きく、11日には一時15%を超える上昇となった。日足チャートでは、25日移動平均線が上向いてきており、上昇トレンドの前兆と見ている。