上値追いの展開に期待
時価総額:801.67億円
PER:23.95倍
PBR: 1.76倍
光学ガラスの国内最大手メーカーであり、生産量は国内トップ。半導体露光装置・光通信機器等向け等を扱っており、一貫生産に強みを持つ。セイコー、キヤノンが大株主である。
同社は14日、通期業績予想の修正を発表。平成30年10月期の連結経常利益を従来予想の29億円から38億円に31.0%上方修正した。新規開発硝材や加工進度を高めたレンズ加工品の需要が好調に推移する見込みであり、為替環境の改善も修正の理由となっている。
通期業績予想の修正を材料視した買いが集中しており、株価は窓を開けて上昇した。同社は貸借銘柄であるため売り買いの拮抗が予想されるが、今後も上値追いの展開が期待できるだろう。直近の高値は3540円となっており、十分射程圏内といえる。