バイオのバイキングが急騰 脂肪肝疾患治療薬の臨床試験で主要目標値達成＝米国株個別

　バイオ医薬品のバイキング・セラピューティクスが急騰。脂肪肝疾患治療薬「ＶＫ２８０９」の臨床試験で主要目標値を達成したと発表した。悪玉コレステロールまたは、低密度リポタンパク質、及び肝臓脂肪をパラセボ（偽薬）を服用させたときよりも減少したという。

　１０ミリグラムを１日おきに服用した場合に肝臓脂肪を５７％、1日１回の服用で６０％減少することがＭＲＩによって確認されたとしている。１２週間の試験の結果肝臓脂肪は、プラセボでは１８％の減少に留まったのに対し、約８３％の患者が約３０％以上減少したという。

（NY時間10:03）
バイキング　21.24（+10.85　+104.41%）

minkabu PRESS編集部　野沢卓美