【IRアナリストレポート】ピーシーデポコーポレーション(7618)

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最新投稿日時:2018/09/05 13:03 - 「【IRアナリストレポート】ピーシーデポコーポレーション(7618)」(みんかぶ株式コラム)

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【IRアナリストレポート】ピーシーデポコーポレーション(7618)

著者:鈴木 行生
投稿:2018/09/05 13:03

~プレミアム会員を軸としたソリューションサービス体制を一新~

【ポイント】
・今期よりビジネスモデルの進化に取り組んでいる。社員の働き方を大幅に変えるので、その効果が出てくるのには少し時間がかかろうが、1Qで方向ははっきりしてきた。プレミアムメンバーを軸に困ったときにフルサポートするというサービスは変わらないが、これからはプレミアムメンバーとの結びつきを強化して、将来価値を創出していく。

・店舗は顧客に営業する場ではなく、顧客価値を創り出す生産の場であると位置付ける。メンバーと一緒に今後4年のデジタルライフプランを立てていく。ファミリーにも一緒に入ってもらい、接点を増やしていく。将来コンサル型のビジネスモデルに変えていく。メンバーシップの一部も従来の3年から4年にシフトするので、短期的な利益貢献の度合いは低下する。

・これには社員の働き方改革を伴う。今2019年3月期の最重点施策である。効率化ではなく、顧客の満足度を上げることで、生産性を高め、企業価値の向上に結び付けようとしている。社員一人ひとりの意識改革をコラージュ方式(イメージの材料を1枚に編集)で引き出し、人材育成に結び付けていく。

・昨年9月より、メンバー向けサービス一体型商品がスタートした。メンバーになることをはっきりさせ、プレミアムサービスを組み込んだ商品を4年契約ベースで提供する。新しい体制が業績面で本格化するのは来期からになろう。

・2016年8月に発生した高齢者に対するサービス内容が適切でなかったという事案への対応は進展した。当社の社会的使命に対する信頼は回復している。それをさらに進化させて、これから先の顧客のニーズを互いに理解し合って、対話型のコンサルサポートを展開していく。会員の解約率は下がっており、会員数もいずれ純増に入ってこよう。

・当社のビジネスモデルは次のステージに入り、これまでよりも強い仕組みが作れるようになろう。そうすると、サービス需要を取り込み、メンバーのリテンション(保持)も高まってくるので、収益性は以前より向上しよう。今後5年で売上経常利益率10%、経常利益50億円が期待できるので、市場での評価も大きく好転してこよう。

目 次
1.特色 インターネットデバイスのサービス専門店へ転換
2.強み サービス収入主力の収益構造へシフト
3.中期経営方針 ビジネスモデルの進化を図り、メンバーとの結びつきを強化
4.当面の業績 新体制への切り替え効果は来期から本格化
5.企業評価 信頼を取り戻し、攻めの局面へ

ピーシーデポコーポレーション <7618>
企業レーティング B
株価
(18年9月4日)
530円
時価総額 279億円
(52.622百万株)
PBR 1.14倍
ROE 8.1%
PER 14.0倍
配当利回り 2.5%
総資産 34972百万円
純資産 23394百万円
自己資本比率 66.7%
BPS 466.1円
(百万円、円)
決算期 売上高 営業利益 経常利益 当期純利益 EPS 配当
2011.3 46872 1308 1447 683 19.0 3.9
2012.3 49631 526 684 238 6.0 3.9
2013.3 51359 867 924 441 11.2 3.9
2014.3 53772 2256 2357 1536 38.0 4.7
2015.3 51261 3045 3162 1914 42.0 6.9
2016.3 51729 4086 4139 2693 56.9 9.6
2017.3 46417 3402 3467 2269 44.1 13.0
2018.3 43590 2981 3079 1958 38.6 13.0
2019.3(予) 43000 2800 2900 1900 37.9 13.0
2020.3(予) 45000 3400 3500 2300 45.8 13.0

(18.6ベース)
(注)ROE、PER、配当利回りは直近予想ベース。2013年10月に1:100、2015年1月に1:1.5、2016年10月に1:1.2の株式分割を実施。それ以前のEPS、配当については修正ベース。
 
企業レーティングの定義:当該企業の、(1)経営者の経営力、(2)事業の成長力・持続力、(3)業績下方修正の可能性、という点から定性評価している。A:良好である、B:一定の努力を要する、C:相当の改善を要する、D:極めて厳しい局面にある、という4段階で示す。

レポート全文はこちらから
http://www.belletk.com/pcdepo201809.pdf
 

日本ベル投資研究所の過去レポートはこちらから

配信元: みんかぶ株式コラム

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