[8月20日版] お盆明けても、日本株は上がらない?

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最新投稿日時:2018/08/19 11:11 - 「[8月20日版] お盆明けても、日本株は上がらない?」(中原良太)

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[8月20日版] お盆明けても、日本株は上がらない?

著者:中原良太
投稿:2018/08/19 11:11

【お盆明けても、日本株は上がらない?】

8月17日の日経平均は78円34銭高でした。東証一部の業種別で見ると、全33業種中、値上がり業種は29業種となり、残り4業種が値下がりしました。

米国株市場が強気に推移しているところですが、日本株は、そこまで強くないですね。マザーズは1000ポイントを割ったままです。日経平均、TOPIX、東証二部指数、JASDAQ平均、マザーズ指数。どれも長期線を割り込んでしまいました。

長期線を割り込むと、日本株市場は下落基調が続きやすい傾向があります。これから1カ月〜1年くらいは、上昇しづらいでしょうね〜。

ただし、これを「リスク」と見るか「チャンス」と見るかは、投資スタンスによって変わるでしょう。相場が下がるということは、それだけ割安株が増えるということですから、バリュー株投資をしている方にとってはチャンスでしょう。こと最近は、東証二部の割安感が強いですね。

一方、短期トレードで利益を出したいひとにとっては、今の相場状況はリスクかもしれません。割安株は短期間では上昇しない(少なくとも1カ月はかかると思います)ので、この方法は通用しないでしょう。我慢のしどきだと思います。

また、目先(1日~1週間)の話しをすると、週明けの相場は、前週の動きに大きく左右される傾向があります。前週に下がったときは、翌週の明けも下がりやすい傾向がありますから、20日は反落する可能性に注意です。

相場が上昇しづらいと考えられる、いまのような状況では、大きく上昇した株ほど、換金のために売られやすいと考えられます。よって、こういった銘柄には、注意しておく必要があるでしょう。

ちなみに、ここ1ヶ月でほとんど下落していない業種は、以下の3業種です。

【ここ1ヶ月でほとんど下落していない業種別株価指数】
◯ 鉱業(前月比+5.37%)
◯ 海運(同+3.71%)
◯ 鉄鋼(同+3.44%)

以上の3業種については、まだほとんど下落していません。これから、換金売りされやすいと考えられます。今のところは、あまり資金を投入せず、様子見しておくのが良いでしょう。…ということで、8月20日も、気を引き締めていきましょ~!
中原良太
株式会社テラス システムトレード開発者
配信元: 達人の予想

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