東京株式（寄り付き）＝続伸、米株高、円安進行で上値追い基調続く

　１８日の東京株式市場は大きく買い優勢、寄り付きの日経平均株価は前営業日比２２０円高の２万２９１７円と続伸。

　前週の地合いを引き継ぎ３連休明けの前日に日経平均は３日続伸したが、きょうも欧米株高や為替のドル高・円安を受けて上値指向となっている。外国為替市場では一段とドルが買われ、足もとは１ドル＝１１３円台に入る円安が進行、これが主力株を中心に強力な追い風材料となっている。パウエルＦＲＢ議長の議会証言では、好調な米経済を背景に段階的な利上げの継続が最善だとの見解を示したことで、これが日米金利差拡大の思惑を助長し、円安につながっている。また、米株市場では半導体関連株などが買われており、東京市場にもこの流れが波及する可能性がある。

　寄り付き時点で業種別では３３業種ほぼ全面高で、値上がり上位にゴム製品、輸送用機器、石油、紙パルプ、鉄鋼など。

出所：minkabuPRESS