[7月18日版] いったん利益確定しませんか？

【いったん利益確定しませんか？】

7月17日の日経平均は100円01銭高でした。東証一部の業種別で見ると、全33業種中、値上がり業種は28業種となり、残り5業種が値下がりしました。

先週末の相場上昇の動きを受け、日本株市場は週明けにも強気な推移となりましたね〜。週末と週明けでは、相場の動きが連動しやすい傾向がありますから、今回の相場上昇は、想定内といえば、想定内でしたね。

ちなみに、週末に相場が上昇したときには、週明けにも相場が上昇しやすい傾向があります。ですから、先週末に相場が大きく上昇していたので、今週明けは「強気だろうな〜」という雰囲気でした。

…まぁ、そんなことは良いとして。大事なのは、「これからどうなるか？」ですよね。今回の相場上昇によって、そろそろTOPIXは戻り売りされやすい状況に近づいてきた気がします。というのも、TOPIXは今だに75日線や200日線を回復していません。長期戦を回復しない限りは、相場上昇時は空売りのチャンスとなることが多いので、反落の可能性に注意しておきたいところです。

また、ジャスダックやマザーズはまだまだ弱気です。新興株市場の指数は、終値が5日線、25日線、75日線、200日線のどれよりも安く、下落基調が強まっている様子です。ですから、新興株も買いづらい地合いですね〜。

…ということで、今のところは、「大型株」は戻り売りされやすく、「新興株」は続落しやすい地合いと言えるでしょう。これだけ弱気な推移が目立っていますから、目先は下落の可能性に注意しておきたいですね〜。

上昇が期待しづらい、今のような状況では、ここ１ヶ月で大きく上昇した株ほど、換金のために売られやすいと考えられます。よって、こういった銘柄には、注意しておく必要があるでしょう。

ちなみに、ここ１ヶ月でほとんど下落していない業種は、以下の３業種です。

【ここ１ヶ月でほとんど下落していない業種別株価指数】
◯ 石油・石炭（前月比+5.90%）
◯ 医薬品（同+5.19%）
◯ 情報・通信（同+3.16%）

以上の３業種については、まだほとんど下落していません。これから、換金売りされやすいと考えられます。

今のところは、あまり資金を投入せず、様子見しておくのが良いでしょう。7月18日は、弱気で臨みます。今まで以上に、リスク管理に気をかけておきたいですね。

…ということで。7月18日も、気を引き締めていきましょ～！