【日本株、2つのプランが必要か?】
日経平均は2万3000円を手前に失速。上値が重い様子です。これからイベントがいくつか控えていることから、場合によっては上へブレイク、もしくはふたたび反落というシナリオが想定できます。
どちらに転ぶか?を予想するのは難しいですが、どちらに転んでも良いように計画を立てておくのはカンタンです。ですから、2つのプランを用意しておき、状況に応じて使い分けると良いでしょう。
まず、日経平均が2万3000円を突破した場合は、短期的には上値が軽くなる可能性が期待できます。新興株も高値を突破したら、なおよし。その場合は、順張り戦略など、高値を更新している銘柄を狙った買い戦略が有効となりそうですね。
一方、日経平均が2万3000円を突破せず、ふたたび反落することになれば、こんどはしばらく、空売りが有効な時期が来そうです。長期で下落トレンドが訪れたときには、空売りのほうが利益につながりやすい傾向があります。ですから、そのような方向のプランも、練った方が良いと思います。
…ということで、「どっちに転んでも良いように計画する」ことを念頭に、これから先のプランを練ると良いでしょう^^@
ちなみに、先物の動きを見る限り、短期的には上値が重そうです。仮に反落するばあいは、ここ1ヶ月で大きく上昇した株ほど、換金のために売られやすいと考えられます。よって、こういった銘柄には、注意しておく必要があるでしょう。
ちなみに、ここ1ヶ月で大きく上昇した業種は、以下の3業種です。
【ここ1ヶ月で大きく上昇した業種別株価指数】
◯ 空運(前月比+7.89%)
◯ 陸運(同+6.79%)
◯ サービス(同+4.89%)
以上の3業種については、ここ1ヶ月で大きく上昇しました。これから、換金売りされやすいと考えられます。
CME日経平均先物は、6月13日20時15分現在で対日経平均比-81円。そこそこ弱気です。日本株市場は、しばらく上値が重いと考えられます。
今のところは、あまり資金を投入せず、様子見しておくのが良いでしょう。6月14日は、弱気で臨みます。今まで以上に、リスク管理に気をかけておきたいですね。
…ということで。6月14日も、気を引き締めていきましょ~!