【買い】コーセー（4922）インバウント需要を取りこみ高値更新期待◆あすなろCEO 大石やすし◆

インバウント需要を取りこみ高値更新期待

【WEBサイトチェック】
社長画像＿＿＿★★★★★　　
役員画像＿＿＿☆☆☆☆☆　見当たらず
デザイン性＿＿★★☆☆☆　
使いやすさ＿＿★★★☆☆　
採用ページ＿＿★★★★☆
一言メモ＿＿＿起用している女優さんよりも、製品を推してほしいと感じました。それで十分勝負になる会社だと思います。

【業務内容】
化粧品大手。子会社に高級化粧品アルビオンや米化粧品タルトなど。美容室用化粧品の開発でミルボンと業務資本提携。

【業績面】
4/27に決算を発表。18年3月期の連結経常利益は前の期比22.6％増の485億円になり、19年3月期も前期比8.0％増の524億円に伸びを見込み、6期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。7期連続増収、増益になる。同時に、前期の年間配当を126円→148円に増額し、今期も前期比22円増の170円に増配する方針とした。

【トピックスオピニオン】
2016年は訪日外客数が2,400万人を超え、東日本大震災のあった2011年比では、約4倍程度にまで拡大している。中でもアジア主要4か国（韓国・中国・台湾・香港）の外客数が全体の約70％を占める。安倍首相は、訪日外客数を2020年には4,000万人、2030年には6,000万人にするという目標を掲げているが、欧州とは異なりアクセスのしにくさはあるが、歴史的文化遺産や温泉をはじめとした保養施設など日本の観光資源を考慮すればまだまだ伸びがありそうだ。アジアの人たちの嗜好に合う「コスメ」産業に注目すべきであり、同社は代表的な存在と言えるだろう。

（5/24現在）

6/18追記　6/14に新たな価値創造を目的としてスタートアップ企業からアイデアや技術を募る、アクセラレータープログラムを業界で初めて実施すると発表。このプログラムは「コーセーとの共創における　Ｉｎｎｏｖａｔｉｏｎ　Ｐｒｏｇｒａｍ」と題し、来月３０日まで特設サイトで、価値創造のパートナーとなるスタートアップ企業を募集。最終選考で採択された企業と連携し、事業化にむけた実証実験を進めるとしている。本日も上場来高値を更新している。

6/27追記　今週は一旦25日線を割れたがすぐさま押し目買いが入ってきている模様。足元の相場では貿易摩擦問題への懸念から電機や機械、自動車など主力株セクターが軟調に推移するなか、デフェンシブの代表的セクターとしてしっかりした展開。国内化粧品市場の拡大が続いており、昨年時点で出荷規模は約１兆６３００億円と２年連続で過去最高を更新している。