業績見通し良好で株価の再評価に期待
時価総額:725億円
PER:67.66倍
PBR:3.35倍
人材派遣の先駆で業界三位の企業である。上場子会社のベネフィット・ワンや福利厚生代行が稼ぎ頭になっている。現在はロボットによる業務自動化の需要が強く、ロボットツールを扱える人材の育成に注力している。
柱の福利厚生代行が伸長し、人材派遣はNTT系企業の買収が業績に寄与している。専門部署を設立しシニア事業を増強、注力の地方創生事業は費用一巡。想定以上の業務効率化により増益幅を拡大している。
株価は4月の決算発表後の急落から現在は横ばいで推移。しかしながら、直近で出来高が増加しており、株価好転の兆しがあると考えられる。同社では19年5月期も人手不足を背景に人材派遣や委託・請負が伸長する見通しであり、株価の再評価に期待できそうだ。