23000円を恒常的に越えてくるかがポイント
為替の円安トレンドが続くなか、米国ダウ指数が25000ドルの大台を回復したにもかかわらず、日経平均株価は23000円を上値に頭打ちの展開が続いています。3月末から続いた短期的な上昇トレンドが転換点に差し掛かっている可能性があります。
日経平均株価の価格帯別出来高を見ると、22700円から23000円に出来高が多くなっており、日経平均株価の23000円は、利益確定の売りが出やすい価格帯と言えるでしょう。ただ価格帯別出来高を見る限り、23000円の水準を抜けてくれば23500円までは出来高があまりない価格帯ですので一気に上昇が見込まれます。ですので今の戦略としては、日経平均株価の短期的な上値を23000円と考えつつ、仮にその水準を抜けてくればもう一段の上昇があると考えておくのがよいでしょう。23日の日経平均株価は引き続き小動きの展開を予想し小幅高とします。