【GW前に、日本株は暴落するのか?】
地政学リスクが後退したこともあり、ここ1週間の日本株市場は強気な推移が目立ちました。とくに、大型株は強い動きでしたね。一方、新興株市場はずっと弱気の動きが目立ちました。おかげで、だいぶ痛い目に遭ってしまいましたね(泣)
新興株が弱くなると、一気に市場が冷え込む傾向があります。とくに、ジャスダック平均が移動平均線を割り込むごとに、どんどん弱気ムードが強まっていきますから、この点については注視しておく必要があるでしょう。
これからの展望ですが、ぼく個人としては、週明けの日本株は「弱気に推移するのでは?」と思っています。新興株が弱気である点に加え、週末に米国株市場が弱気に動きました。逆風が強まっている様子ですから、しばらく様子見しておくのが無難でしょう。
相場上昇が期待しづらい、今のような状況では、まだまだ下落していない株ほど、換金のために売られやすいと考えられます。よって、こういった銘柄には、注意しておく必要があるでしょう。
ちなみに、ここ1ヶ月でほとんど下落していない業種は、以下の3業種です。
【ここ1ヶ月でほとんど下落していない業種別株価指数】
◯ 鉱業(前月比+11.06%)
◯ 石油・石炭(同+10.35%)
◯ 電気・ガス(同+10.20%)
以上の3業種については、まだほとんど下落していません。これから、換金売りされやすいと考えられます。
CME先物は、4月21日6時38分現在で対日経平均比-97円。わずかながら弱気です。日本株市場は、ふたたび暴落につながるかもしれません。
今のところは、あまり資金を投入せず、様子見しておくのが良いでしょう。4月23日は、弱気で臨みます。今まで以上に、リスク管理に気をかけておきたいですね。
…ということで。4月23日も、気を引き締めていきましょ~!