相場展望と今週の注目銘柄はこれだ!

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最新投稿日時:2018/01/26 19:46 - 「相場展望と今週の注目銘柄はこれだ!」(みんかぶ株式コラム)

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相場展望と今週の注目銘柄はこれだ!

著者:出島 昇
投稿:2018/01/26 19:46

(7913)図書印刷

 四季報によると、教科書は非改訂期。出版印刷は学参書が増えるが、前期にぎわったコミックが反動減。商業印刷は販促物減る。法人事業税の費用処理2億円なくなっても営業益は前期並み。株売却特益7・5億円計上。19年3月期は買収の出版子会社が上乗せ。高校生向け英語、国語の教科書と参考書出版の桐原書店を子会社化。川越工場の物流改善レイアウト変更に着手。

 2017年11月2日発表時点。2018年3月期本決算予想は、2017年3月期比で営業利益+112%の6億円、経常利益+20.6%の9.5億円の増収・増益の見通し。

 2019年5月1日から新元号スタート。混乱を避けるため前倒しで今年の半ばに元号を公表。

 2012年10月15日の232円(併合前116円)で底打ちとなり、上昇トレンド(A)を継続中。この中で2012年11月中旬のアベノミクス相場をスタートに2014年9月11日の1188円(併合前594円)まで上昇し、ここでいったんピークをつける。ここからの調整で2015年1月20日の612円(併合前306円)を安値に反発となり、2016年2月12日の840円を安値とし、5月16日の1170円を高値とするボックス相場(B)〔柴田罫線では882~1164円〕となってもみあいが継続しています。直近の動きでは昨年の11月2日の1144円を高値に、11月24日の968円を安値にもみあって12月26日に1023年で買転換となっています。この水準から安値あればじっくり仕込んでテーマが動き出すのを待つ投資となります。
 

 

(6772)東京コスモス電機

 四季報によると、車載用電装品はフィルムヒーターやセンサーが好調。アジアで可変抵抗器も好伸。が、工場の設備増設に伴う一時的生産減や減価償却費増が響く。営業減益。為替差損減るが操業準備費用。特益減る。19年3月期は車載用電装品が伸長し利益好転。中国・広州の新工場は17年秋稼働。会津子会社第2工場での車載用品の成形・プレス加工も同年6月稼働で増強。

 2017年11月13日発表時点。2018年3月期本決算予想は、2017年3月期比で営業利益は-21.1%の3.4億円、経常利益は+55.0%の2億円と減収・増益の見通し。

※足元の業績は今一つですが、今後、電気自動車関連として期待されます。同社の自動車用電装センサーフィルムヒーターは電気自動車の普及拡大によって恩恵を受けることになります。

 2012年6月8日の97円からの上昇トレンドの中で、11月9日の105円を安値にアベノミクス相場にサポートされて、2014年1月9日の256円、7月8日の267円と2点天井をつけ、ここをピークにいったん下降トレンド(B)へ転換しました。この中で2016年6月28日の92円で底打ちとなり、11月9日の105円を2点底に急騰となり、2017年3月14日の375円の高値をつけました。ここから4月12日の217円まで下落後、上値、下値を切り上げる上昇トレンド(C)へ移行しています。直近では、この中で昨年の11月9日に328円まで上昇して、11月15日の252円まで押し目を入れ反発の途中にあります。
 

 

(6065)ライクキッズネクスト

 四季報によると、学童は前期並み15、認可保育園の新設20(前期12)と拡大路線。補助金収入が想定超。受託保育は値上げで採算改善。新規開園に伴う初期費用や採用費が重い。なお低水準ながら営業増益幅拡大。無配。認可保育園は20年まで年間20園新設の拡大路線を継続予定。事業所内保育所受託は、プログラミングや英語、サイエンスなど新しいコンテンツの拡充に意欲。

 2017年12月11日発表時点。2018年4月期本決算予想は、2017年4月期比で営業利益+9.4%の0.7億円、経常利益+27.7%の13億円の増収・増益の見通し。サービス:受託保育、公的保育。

 2014年10月からの、おおよそ1000~1600円のボックス圏(A)の中で、2016年11月29日の1125円を安値に、ゆるやかな上昇トレンド(B)となってボックス圏を上回り、2017年7月12日の1729円の高値をつけてもみあい、8月14日の1552円まで押し目を入れ急騰となり、9月25日の2700円まで上昇しました。ここから11月17日の2069円まで押し目を入れて再上昇し、12月1日に2850円の高値つけて大きく下落し、今年の1月18日の2142円の安値をつけ2点底の形となって、1月23日に2230円で買転換となっています。
 

 

(4674)クレスコ

 四季報によると、デジタル通信端末開発は漸減。だがシステム開発が金融向けに伸びる。技術者不足で外注費膨らむが連続営業増益。最高純益更新、増配も続く。19年3月期はAI、IoTなど先端技術関連受注増。17年10月情報システム受託開発会社(売上2・5億円)を子会社化、人材補強。同9月AI活用し画像認識可能な自動会話プログラム(チャットボット)販売。

 2017年11月6日発表時点。2018年3月期本決算予想は、2017年3月期比で営業利益+10.8%の30億円、経常利益は+6.6%の32.8億円の増収・増益の見通し。

 2012年11月14日の489円を安値にアベノミクス相場にサポートされ2016年7月14日の2198円まで急角度の上昇が続きました。いったんここをピークに9月7日の1544円まで押し目を入れ、フラットな角度から徐々に①→②→③→④と上昇角度を大きくし、2017年4月13日の2554円を安値に角度の大きい上昇トレンド(④)となりました。この中で11月9日の5500円で当面のピークとなって押し目を形成し、12月20日の4470円、今年の1月18日の4445円を2点底にして、1月24日に4755円で買転換となっています。
 

 

(6590)芝浦メカトロニクス

 四季報によると、FPD製造装置は有機ELや大型液晶用が着実増加。半導体製造装置は中国向けが伸長。研究開発費増などこなし営業増益。配当性向25%目安。19年3月期もFPD、半導体向けとも好調で営業益続伸。東芝が保有当社株を10%残し売却。売却株は10%上限に自己株買いのほか、信越エンジが5%、ニューフレアテクが3%上限に取得。それぞれと業務提携も。

 2017年11月2日発表時点。2018年3月期本決算予想は、2017年3月期比で営業利益+33.4%の20億円、経常利益+59%の18億円の増収・増益の見通し。FPDや半導体の製造装置メーカー。自動運転関連の一面ももっている。

 2012年10月15日の112円を底値に、11月13日の127円を安値にアベノミクス相場にサポートされて上昇し、2014年11月28日の384円まで上昇。ここをピークにいったん調整入りとなり、2016年2月12日の170円まで下落。6月27日の179円を2番底にして、ゆるやかな上昇トレンド(A)を形成しています。この中で2017年4月14日の240円を安値に角度の大きい上昇トレンド(B)へ移行し、2017年11月28日に528円の高値をつけ、ここから12月15日の424円まで押し目を入れて、ゆっくり戻りを試しているところです。
 

 

配信元: みんかぶ株式コラム

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