(6755)富士通ゼネラル
四季報によると、空調は国内が出足好調。欧米が着実増、中国の回復にも勢い。ただ在庫調整でインド低調。得意の中東の景況悪化で高単価品落ちる。素材や部品のコスト上昇も響き営業減益。独禁関連特損消える。米国で主流のダクト式空調を扱い開始、16年に提携した米国リーム社との相互供給の一環。自前でも欧米の開発体制を強化。欧州は業務用の小型製品を投入。
10月25日発表時点、2018年3月期本決算予想は、2017年3月期比で営業利益-13.2%の230億円、経常利益は-4.0%の230億円の減収・減益の見通し。4月26日時点、7月25日時点の予想と変わらず。
2014年12月18日の1100円を安値に、2015年5月19日の1827円まで上昇し、三角保ち合い(A)となりました。この三角保ち合い(A)の中で2016年2月12日の1372円を安値に上放れとなり、7月25日の2517円まで上昇しました。ここからいったん9月14日の1953円まで押し目を入れたあと再上昇となり、今年の1月10日の2720円の高値をつけたあと、三角保ち合い(B)形成となりました。この中で10月26日の2082円の安値をつけてもみあい11月10日の2220円で買転換となって三角保ち合いの上限を試す動きとなってきています。
(4114)日本触媒
四季報によると、アクリル酸が数量拡大、外販価格ほぼ高止まり。主力の高吸水性樹脂の戻り鈍いが、7月海外値上げ発表。緩やかに利幅上向く。前期のインドネシア電源、姫路バースのトラブルない。配当性向30%メド。18年のベルギー10万t新設の後、高効率の新プロセス導入へ。化粧品事業準備室設立、原薬合成設備の建設検討中。塗料・接着剤用マロン酸エステル育成。
11月7日発表時点。2018年3月期本決算予想は、2017年3月期比で営業利益+22.9%の260億円、経常利益+21.6%の300億円の増収・増益の見通し。8月3日時点から上方修正。
2015年12月7日の9800円を高値に急激トレンド(A)を形成。この中で2016年4月6日の5090円、5月10日の5060円と2点底をつけ、ゆるやかな上昇トレンド(B)へ転換し、1月26日の8020円まで上昇後、2017年5月30日の6610円まで押し目を入れて、急角度の上昇トレンド(C)へ移行しました。この上昇トレンド(C)の中で10月27日に8850円の高値をつけ、押し目を形成しているところです。8月3日時点で業績上方修正しており、目先材料出尽しからの下げですが、調整が終われば再び買われてきます。
(1719)安藤・間
四季報によると、単体受注4100億円(前期比4・5%減)は上振れも。手持ち工事豊富。前期の土木好採算工事剥落でも復興工事が粗利牽引。建築も下期に改善余地。営業減益ながら労務資材費高見込む会社計画慎重。千葉県のプレキャストコンクリート工場が竣工、9月より本格稼働。資材の安定調達を後押し。横須賀火力発電所除却工事(エリアB・C)をJV受注。
11月10日発表時点。2018年3月期本決算予想は、8月8日時点では営業利益は-16.0%の311億円、経常利益は-17.5%の299億円だったが、11月10日時点では、営業利益は-6.5%の346億円、経常利益は-6.2%の340億円と上方修正。
現在は、2013年6月27日の196円の安値からの上昇トレンド(A)の中にあります。この中で2014年8月27日の790円まで上昇後、10月14日の591円まで押し目を入れたあとは、600~800円のボックス相場(B)の中の動きとなり、2015年10月14日に823円の高値をつけたところで、短期の急落トレンド(C)となりました。2016年2月12日の486円で底打ちとなり、ここからは上値、下値ともにゆやかな上昇となっていましたが、6月24日の510円を安値に角度の大きい上昇トレンド(D)へ移行しました。この上昇トレンド(D)の中で今年の6月23日の657円を安値に大幅上昇となり11月7日の953円の高値をつけて押し目となり、11月27日に877円で短期の売転換となっています。大きな押し目は買い有利といえます。
(4112)保土谷化学工業
四季報によると、スマホ・TV向け有機ELが量産段階に。数量拡大で単価軟化・原料高こなす。韓国子会社のれんも前々期に償却済み、本格回収期に突入。倉庫もフル稼働の危険物に加え輸出入業務上乗せ。増配濃厚。韓国大手2社向け主体、中国・日本のパネル企業にも目配り。発光材・輸送材の品ぞろえが強み。効果的な組み合わせの提案力磨く。機を見て増産投資検討。
10月31日発表時点。2018年3月期本決算予想は、2017年3月期比で営業利益は7月31日時点の13億円から+73.8%の37億円、経常利益は11億円から+76.7%の37億円と大幅上方修正の見通し。
2016年2月12日の1570円を安値とする、ゆるやかな上昇トレンド(A)の中で2017年4月13日の3130円を安値とする急角度の上昇(B)へ移行し、この中で9月19日に8780円の高値をつけました。ここからの高値圏の調整で10月30日に8150円の2番天井をつけ11月15日に6260円まで下げてもみあっているところです。大幅上方修正期待銘柄であり、調整が完了すれば出直しが期待できます。
(1934)ユアテック
四季報によると、東北電力向け工事や震災復旧工事の減少を主因に、受注は1980億円(9%減)と続落。完工はメガソーラーなど再エネ工事減が響く。労務費・資材費上昇も収益圧迫。営業益大きく後退。配当は維持。事業を一体で企画・統括する部署を設置。日系ゼネコンのシェア拡大へ、東京に専任担当者配置。社長主宰の委員会で、時間外労働厳格化など改革実施。
10月25日発表時点、2018年3月期本決算予想は、2017年3月期比で営業利益は-21.0%の115億円、経常利益は-17.3%の125億円の減収・減益の見通し。
但し、7月26日時点では営業利益は-38.2%の90億円、経常利益は-36.5%の96億円の減収・減益の見通しだったので10月25日時点では上方修正となります。
2014年10月17日の490円を安値に上昇トレンド(A)を形成し、この中で2015年12月3日の1288円でピークをつけました。ここから下降トレンド(B)へ転換し、この中で2016年8月18日の526円で底打ちとなって反発し、下降トレンド(B)を上にぬけて、今年の2月2日に854円まで上昇しました。ここから4月26日の682円まで押し目を入れ急角度の上昇トレンド(D)へ移行しました。この上昇トレンド(D)の中で11月9日の1068円の高値をつけて押し目形成中となっています。
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