(6138)ダイジェット工業
四季報によると、柱の切削工具は国内が新製品投入も自動車向けなどやや減少。ただ輸出は米国が戻り歩調、チェコなど欧州向けが伸び、中国向け足踏みを補う。在庫評価減消える。原料安享受。税負担平常化。4月に耐磨工具技術部を耐磨工具事業部へ変更。販売、技術、生産技術一体化の事業部制組織で効率運営。タングステン不使用の複合新材料『サーメタル』拡販。
7月29日決算発表。2017年3月期予想は、2016年3月期比で営業利益+4.9%、経常利益+4.7%と増収・増益の見通し。
2011年からの下値を切り上げ、上値を切り下げるゆるやかな三角保ち合い(A)の中で、2014年4月9日の143円を安値に7月2日に158円で買転換となり、暴騰となって7月17日に411円の高値をつけました。ここから7月31日の247円まで急落し、8月1日の330円まで自律反発したあとは、下降トレンド(B)→(C)となり、この中で今年の2月12日には116円と出発点の143円を大きく切りました。ここでもみあって6月24日に118円と2点底の形となり、8月9日に147円で買転換となって下降トレンド(C)をぬけてきています。
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(5017)富士石油
四季報によると、前期のような定期修繕なく袖ヶ浦製油所が高稼働。販売増に加え、自家燃費減。大型設備の減価償却終わる。油価1バレル40ドル前提で在庫評価益21億円(前期は129億円の損)。営業損益は黒字浮上。原油安で自己資本を毀損だが、資本準備金取り崩し等で単独繰越赤字110億円一掃へ、6円復配意向。17年の大規模定修に合わせ石油ピッチ焚発電設備導入。
8月10日決算発表。2017年3月期予想は前期比、営業利益、経常利益ともに黒字転換。
営業利益 2016年3月期-87億円 → +135億円。
経常利益 2016年3月期-95億円 → +124億円。
2014年3月27日の251円を安値に上昇トレンド(A)を形成。この中で2015年6月9日の521円でピークとなり、順下げの4山形成となって下放れし、上昇トレンド(A)を切って9月29日の331円まで下落し11月10日の398円まで自律反発後、再下落となり6月9日の521円からの短期の下降トレンド(B)となって今年の2月10日には242円までの大幅下落となりました。ここを安値に6月9日の413円まで戻し、再下落となって8月3日の282円、8月10日の279円とダブル底に近い形となって反発し8月22日に319円で短期の買転換となっています。
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(2151)タケエイ
四季報によると、インバウンド効果でホテル・大型商業施設改装工事増え、廃棄物処理拡大。地下鉄駅など夜間工事急増も追い風。前年度の価格改定効果は下期から発現。バイオマス発電順次立ち上がり堅調。外注費・償却費増など吸収し連続増益。増配余地。発電設備完成後(12月計画)、岩手県花巻市で木質バイオマス発電の売電開始。発電所の廃熱利用しハウス栽培検討。
7月29日決算発表。2016年3月期決算は、前期比、営業利益+12.8%、経常利益+16.2%の増収・増益で着地。2017年3月期予想は、2016年3月期比で営業利益+40.5%、経常利益+43.5%の2期連続の大幅増収・増益予想。
2015年2月2日の883円の安値から、窓を何度もあける力強い上昇となり8月20日の1570円の高値をつけました。ここで大きな押し目をつけて反発となり、8月31日に1569円とダブル天井の形となって、急落トレンド(A)となりました。今年の2月12日に663円の安値をつけ、短期の上昇トレンド(B)を形成し、5月23日の1165円で戻り高値となって、一転、下降トレンド(C)へ転換し、8月3日に753円でいったん底打ちとなって8月22日に823円で買転換となったところです。日経平均の動き次第では2月12日の663円に対するダブル底(2点底)のような動きも想定されます。
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(8897)タカラレーベン
四季報によると、マンションや戸建て分譲の引き渡し戸数1888(前期1399)。賃貸、管理、売電収入も拡大。前期からずれ込みの太陽光インフラファンド6月上場し機器売却益も計上。営業益急反発。連続増配。事業用地確保も念頭に再開発や建て替え事業を加速。REIT用を含め今期物件購入200億円。戸建て事業は子会社に移管し事業統合、コスト競争力向上へ。
7月25日決算発表。2016年3月期は、前期比で営業利益、経常利益ともに2ケタの減収・減益で着地。
2017年3月期は、2016年3月期比で営業利益98.3%、経常利益+107.3%と大幅増収・増益見通し。
2014年5月1日の277円を安値に上昇トレンド(A)を形成。この中で2015年5月26日の832円でいったんピークとなり、上昇トレンド(A)を切って8月25日の451円まで下落。ここから12月17日の734円まで反発するものの、再下落となり今年の2月12日に455円とダブル底のような2番底となり、来期の業績回復予想から急角度の上昇トレンド(C)へ移行し、7月20日には昨年の5月26日の832円を突破し、958円まで上昇しました。その後、決算発表を受け材料出尽くしで下落となっています。
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(2206)江崎グリコ
四季報によると、カレーは前期並み。柱の菓子は値上げ効果一巡もチョコ、ビスケットが販促効き増勢。冷菓も高価格品など堅調。中国とタイの販促費増をこなす。営業益続伸。営業外の受取配当金減る。株売却益も消滅。夏季需要期頼みだった冷菓は冬場投入の高価格品がぜいたく感訴求で前期2ケタ増牽引、今期も拡販。中国は6月『プリッツ』新製品投入。主力品継続強化。
7月29日決算発表。今期の4-6月期は、連結利益は前年同期比△37%と好調。2017年3月期予想は連結営業利益は前期比△17%の200億円の見通しだが上方修正観測もある。
2014年5月20日の2504円を安値に上昇トレンド(A)を形成。この中で2015年8月4日に7300円でピークをつけ、上昇トレンド(A)を下に切って9月10日の5120円まで下落。ここからゆるやかな上値を切り下げ、逆に下値はゆるやかな下値切り上げとなって、三角保ち合い(B)の動きとなっています。この中で直近では4月18日の5170円を安値に反発し、7月7日の6560円、8月2日の6590円と2山形成して下落となり、8月19日の5370円まで下げてもみあっているところです。
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