(4047)関東電化工業
四季報によると、主力三フッ化窒素が高水準。設備修繕費等が想定ほどは膨らまず、前号予想より営業増益の幅拡大。17年3月期は六フッ化リン酸リチウム順調増。燃油安も追い風。だが競合企業の能力増強で三フッ化窒素は価格下落基調。営業益横ばい圏。
リチウムイオン電池向けの需要旺盛で六フッ化リン酸リチウム販価に値上がり機運。好業績受け設備投資積極化。
2月12日決算発表。2016年3月期予想は営業利益、経常利益を上方修正。
2012年10月10日の112円を安値に11月中旬からのアベノミクス相場にサポートされて、下値をゆるやかに切り上げる上昇トレンド(A)となっていましたが、2014年8月8日の242円を安値に急角度の上昇トレンド(B)へ移行しました。この中で2015年8月18日の決算発表で2016年3月期見通しを大幅上昇修正したことで、8月18日に1098円まで上昇し、ここで材料出尽くしとなって調整入りとなりました。日経平均の急落もあって9月29日に720円まで下落し11月13日の1026円まで上昇したところで戻り高値となって再下落し、今年の1月8日には724円の安値をつけました。その値動きは710~1000円が基本のボックス相場となっています。2月12日には日経平均の急落から670円という行き過ぎの株価となりましたが、すぐに切り返し3月4日には979円とボックスの上限に近づいたあと下限に向かう動きとなって3月18日に777円まで下落しもみあっています。
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(7224)新明和工業
四季報によると、特装車は好採算の中小型を中心に堅調。航空機は民間向けが下期から価格改定ながら利益高水準。営業益続伸。17年3月期も特装車底堅い。航空機は防衛省向けやや鈍化だが、民間向けは数量伸びる。償却負担増加かわし営業増益基調続く。
ボーイングの既存機種増産投資は17年3月期も継続。新機種生産準備も並行。機械式駐車場は都心のビル需要開拓。
1月29日決算発表。2016年3月期予想は2ケタの増収・増益のまま。
2013年10月8日の705円を安値に上昇トレンド(A)を形成。この中で2014年5月21日の833円を安値に角度の大きい上昇に転じ、2015年3月2日の1395円まで上昇しました。その後1395円を高値とし7月29日の1055円を安値とするボックス相場(B)の中の動きとなり、このボックス相場の中で3月2日の1395円、8月18日の1383円、10月26日の1365円と三尊天井となって下降トレンド(C)へ移行し、ボックス(B)を下放れすると急落となり、4空(窓を4つ空ける)となって今年の2月12日には691円の全値押しの形となりました。ここからの3月2日に815円で買転換となって戻りを試しているところです。
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(8050)セイコーホールディングス
四季報によると、電子デバイスは下期失速だが、柱の腕時計が国内数量増。営業増益。土地売却益剥落。17年3月期も引き続き国内腕時計が牽引。電子デバイスもスマホ部品底打ちで続伸。新会社設立の一時費用ない。100万円台の高価格モデル6機種を年内に投入。キャリア女性開拓狙う。M&Aによる業界再編を視野に政投銀と共同出資の半導体新会社が1月に始動。
2月9日決算発表時点。2016年3月期予想を営業益、経常益ともに下方修正。ほとんど織り込み済み。
2014年4月15日の328円を安値に上昇トレンド(A)を形成、この中で12月8日の745円、8月20日の822円、11月24日の838円と順上げの三尊天井を形成したあと、12月11日に753円で売転換となり、業績下方修正も加わって上昇トレンド(A)を下に切って急落となり、今年の2月26日に388円で底打ちとなりました。2月22日の395円を2点底に反発となり3月3日に443円で買転換となってもみあっています。
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(1827)ナカノフドー建設
四季報によると、受注は前期並み1250億円。上期に好採算完工集中。施工効率化で労務費高こなす。連続増配。17年3月期は国内の工場、ホテル、医療施設など建築軸に手持ち工事を順調消化。労務費高こなし粗利率改善。営業益続伸、最高益連続更新。
国内工事は技術者不足から施工効率化余地大きい大型案件の受注に照準。海外はマレーシアの工場、店舗など狙う。
2月12日決算発表。2016年3月期予想は営業益、経常益を2ケタの上方修正。
2014年2月4日の206円を安値に上昇トレンド(A)を形成。この中で10月17日の323円の安値から角度の大きい短期の上昇トレンドへ移行し、8月19日に856円でピークをつけました。9月8日の633円まで押し目を入れた後、反発となるものの高値をこえることはできず、10月22日の797円、12月2日の795円と戻りのダブル天井となって下落に転じ、今年の1月21日に595円まで下げて2月2日の720円まで自律反発したあとは、急反落となって上昇トレンド(A)を下に切り2月24日の493円まで下落しました。ここを安値にもみあって3月17日に570円で買転換となって、下降トレンド(B)を上にぬけて3月23日に619円まで上昇して押し目形成となっています。上昇トレンドラインにアタマを押えらた形です。
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(1888)若築建設
四季報によると、受注は後半巻き返す。手持ち工事は官公庁向け土木軸に高水準。採算改善進み営業増益。特益見込まず。17年3月期は採算重視の受注継続。工事の大型化に加え施工効率化が貢献し労務費高こなす。土木、建築とも粗利率改善続き、営業益拡大。
工事の大型化で施工人員の効率運用図る。官公庁向け土木を柱に、民間建築の拡大へ人員増強、海外事業にも注力。
2013年6月7日の77円、8月30日の85円と2点底となって上昇トレンド(A)を形成し、2014年10月28日には231円の高値をつけました。ここをピークに高値圏でもみあったあと、2015年1月26日の216円を2番天井にして下降トレンド(B)へ移行しました。その後はアベノミクス相場への不信感もあり、新しい財政投資計画もでないところから下落を続け今年の2月12日には102円まで下落しました。ここから大きく反発しており、押し目を拾って材料待ちとなります。
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