(8316)三井住友フィナンシャルグループ
四季報2015年秋号によると、国内利ザヤの低下続く。が、比較的利ザヤの厚い海外貸出や無担保ローンが好伸。保険や投信の販売も増。投信・債券・株売却益も、期初想定ほどには減らず。会社は経常減益計画だが増益の公算。増配。
米GEの欧州での貸出資産約22億ドルを取得、北米での貨車リース事業約5000億円の買収にも意欲。GMOと資本・業務提携し、決済代行サービスを拡充。
2012年11月13日の2357円を底値にアベノミクス相場のスタートに合わせて上昇し、2013年12月30日の5470円まで上昇しました。ここをピークにアベノミクス相場の一服から下降トレンド(A)を形成し、この中で2014年5月21日の3800円、10月17日の3823円、今年の2月3日の3902円と順上げの3尊天井(①②③)となって2月12日に4242円で買転換となり、急角度の上昇トレンド(B)へ移行し、6月1日に5747円の高値をつけました。高値圏でもみあって上昇トレンド(B)を切ったあと8月11日の5770円と年初来高値をつけるものの、上値を押さえられダブル天井の形となって日経平均の急落もあって8月20日に5293円で売転換となり、8月25日に4490円の安値をつけました。ここから自律反発となって8月28日に5048円をつけましたが再下落となり、もみあって9月24日に4557円の2番底をつけて反発しているところです。但し、2番底が確定するのは9月17日の4884円を終値で上回ってからとなりますが、安保法案が成立してアベノミクスの第2ステージへの期待が高まれば追加金融緩和の期待もでてくることになり金融、不動産にとってはプラスとなります。
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(3333)あさひ
四季報2015年秋号によると、新店はFC含め前期比10店減少の29店計画。一般車が動き鈍く、スポーツ車堅調で補えず、稼ぎ時の上期にやや未達懸念。既存店1%増収目標達成は要努力。円安で仕入れ費増加続く。値上げや宣伝費削減などで底入れだが、回復に力強さ欠く。
春夏に新商品を積極投入、一部店舗に専門フロア設置などで得意のスポーツ車強化に拍車。ブランド強化にも注力。
25日決算発表で2015年3~8月期の単独決算は税引き利益が21億円と前年同期比22%増えた。但し、通期の売上予想は前期比10%増の488億円と据え置いた。
2012年3点底(①②③)となって12月3日の1104円を安値にアベノミクス相場にサポートされて、急伸し2013年5月8日の1800円まで上昇しました。ここをピークに6月14日の1343円まで下落したあと三角保ち合い(A)となり、この煮詰まったところで10月4日の1750円を高値に10月31日に1666円で下放れとなり、下降トレンド(B)へ移行しました。この下降トレンド(B)の中で今年の1月6日の1060円、5月13日の1037円と2点底をつけて急反発し、7月23日には昨年の6月19日の1493円の戻り高値を上回る1530円まで上昇しました。ここをピークにもみあっていましたが日経平均の急落につれ安し、9月7日に1126円まで下げていましたが、9月24日に1246円で買転換となりました。
(1833)奥村組
四季報2015年秋号によると、単体受注2000億円(前期2201億円)。手持ち潤沢で施工繁忙。工事進捗し完工増。採算重視の受注姿勢効き建築の利益率が大幅改善。労務費高や資機材費高の工事代金への転嫁進む。営業益増額、会社計画は保守的。連続最高純益。
巨大な堆積岩を極力割らずに取り込み掘削・排土する新シールド工法を開発。台湾・台北地下鉄環状線工事に適用。
2012年11月13日の237円を安値に11月16日の260円で買転換となり、2013年5月10日の474円まで上昇し、その後は、その安値と高値からの上昇幅のトレンド(A)を維持してきています。この中で今年の8月18日の718円の高値をつけたあと、日経平均の急落につれ安し、8月25日の584円まで下げて、ここを安値にもみあい9月25日の597円を2番底にして9月28日に637円で買転換となっています。日経平均の急落に対して押し目浅く、しっかりしており安保法案成立後のアベノミクスの第2ステージへの期待となっています。
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(4078)堺化学工業
四季報2015年秋号によると、潰瘍治療薬が後発品の追い上げ急。コンデンサー誘電体も数量横ばい圏の反面、鉱石安で酸化チタンの採算改善大きい。下期はインドネシアの紙おむつ材料が軌道化へ。医薬中間体の増設効果も。
X線造影剤は東南アジア開拓図る。プラズマの蛍光体技術を化粧品にも応用、サンプル出荷中。前期で当面の自己株買い一巡。金庫株806万株ひとまず塩漬け。
2012年10月11日の193円、11月13日の200円と2点底をつけ、アベノミクス相場にサポートされて2013年9月30日の380円まで上昇。ここをピークに三角保ち合い(A)を形成し詰まったところで2014年10月17日の300円を安値に上放れとなり、上昇トレンド(B)へ移行。この上昇トレンド(B)の中で今年の6月17日に460円をピークに日足での順下げの3尊天井となり、7月8日に425円で売転換となり、日経平均の急落につれ安し8月25日に319円まで下落。8月31日の365円まで自律反発してもみあい9月25日に359円で買転換出現となるが、日経平均の急落で9月29日に337円で再び売転換へ。このように交互に売買法則が出る場合は強弱感が対立しています。
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(3289)東急不動産ホールディングス
四季報2015年秋号によると、マンション引き渡しは前期比5%減の1927戸と後退。注文住宅、リフォームも厳しい。が、稼ぎ頭の賃貸ビルは空室率と賃料が改善、新規稼働ビルも寄与し堅調。海外の土地売却益も押し上げ。
再開発は本社ビル建て替え(19年度開業)着手し一段加速。海外はインドネシアで約3000戸のマンション分譲や初の単独開発案件始動(ともに18年度竣工)。
7月31日決算発表は5月12日の2016年3月期予想を据え置き。
総合不動産大手で首都圏を中心に商業ビルを展開し業績は好調に推移。安保法案が可決し安倍内閣は再び経済に力を入れる。追加の金融緩和あれば不動産業にはプラス。
2013年10月より東急不動産から東急不動産ホールディングスへ。
2013年10月21日の1063円の高値をつけて調整入りとなり、10月17日の628円で底打ちとなって反発し、上昇トレンド(A)を形成しました。この中で今年の6月16日の971円の高値をつけて①→②→③と順上げの3尊天井をつくり7月3日に1008円の年初来高値をつけ7月23日に948円で売転換となりました。ここでもみあったあと日経平均の急落につれ安し上昇トレンド(A)を切って8月25日の778円、9月7日の764円と2点底をつけて9月25日に823円で買転換となるものの、再度の日経平均の急落につれ安し3点底を試す形となっています。
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