(7949)小松ウォール工業
四季報2015年夏号によると、期初受注残104億円、前年同期比11・5%増と依然高水準。可動間仕切り、トイレブースなど首都圏の新築ビル建設活況、学校・体育施設建設増が受注牽引。人員増による人件費負担は営業、施工体制見直しで吸収。営業増益。連続最高益。
間仕切り主体に国内シェアアップに力点。加賀工場は10月に工場建屋完成、16年4月稼働を予定。ドア生産を集約。
7月22日決算発表。4月22日発表と変わらず。2016年3月期、据え置き。
2013年8月22日の1646円の安値から中期上昇トレンド(A)の中にあります。この中で2014年4月11日の1873円を安値に業績上方修正を受け急角度の上昇トレンド(B)となり、この中で7月16日の3130円の高値をつけました。ここをピークに10月21日の2295円まで下落し、12月3日の2823円まで反発となったあと、三角保ち合い(C)へと移行しました。この中の煮詰まったところで今年の4月16日に2620円の高値をつけたあと、下放れとなり7月28日に2192円まで下落して、もみあったあと8月7日2333円で買転換となっています。基本的には戻り売りの形ですので短期リバウンド狙いとなります。
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(6362)石井鐵工所
四季報2015年夏号によると、タンクは海外大型案件あるが、材料費や工事費高騰で若干採算割れ続く。ただ、安定利益源の不動産賃貸が羽田地区再開発事業の一部稼働で拡大。利益反発。
羽田地区の旧ガス充填所の社有跡地約1000坪を再開発し、5月から倉庫として賃貸。タンクは得意のエチレン、プロパン低温タンク中心に、東南アで受注活動積極化。国内タンクは耐震補強中心。
8月7日決算発表。5月15日の発表と同じく2016年3月期は2ケタの増収・増益見通し。
2012年10月3日の115円を安値に11月20日にアベノミクス相場のスタートを受けて141円で買転換し、急騰となって2013年3月21日の372円まで上昇。ここから6月27日の208円まで押し目を入れて再騰となり9月17日には392円と高値を更新しました。しかしここをピークにその後の下方修正もあって下降トレンド(B)入りとなりました。この下降トレンド(B)の中で2014年5月21日に200円で底打ちとなって8月20日の278円まで反発しましたが再下落となって今年の7月9日の201円でダブル底となり、8月10日に225円で買転換となっています。5月15日の決算発表では2016年3月期は2ケタの増収・増益ながら反応せず、今回の8月7日も業予想はそのままとなっていることから、やっと反応してきたという感じです。まだ下降トレンド(B)の中にありますが、この中で8月20日の278円の下降トレンド(C)は上にぬけてきています。
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(3945)スーパーバッグ
四季報2015年夏号によると、百貨店向けなどの紙袋、コンビニ向けなどのレジ袋とも数量微増。レジ袋の原料ポリエチレン高騰が一服しているほか、両製品とも前期の原料高騰を受けた販価転嫁を継続。紙袋の歩留まり改善、レジ袋の不採算取引削減も寄与し営業益浮上。
訪日外国人の需要増見込み、百貨店や家電店向け免税品用透明袋に参入。コンビニ向けレジ用紙袋も引き続き拡販。
7月31日決算発表。通期黒字転換のまま据え置き。
2007年7月20日の230円を戻り高値に、下降トレンド(A)となり、この中で2008年10月10日の111円で底打ちとなり、このあとは大底圏で111~144円までのボックス相場(B)へと移行しました。
このボックス相場の中で2012年5月17日の117円を安値に反発し、11月中旬からのアベノミクス相場にサポートされて、ボックス圏(B)を上放れし、1月20日の211円まで上昇しました。ここから4月10日の147円まで押し目を入れ、上昇トレンド(C)にそって上昇し、今年の6月9日には243円となって2006~2007年にかけての220~230円の戻り高値を突破しました。300円までは真空地帯ですので、いずれここを目指すことになりますが、現状は、6月9日の243円をピークに7月9日の188円まで押し目を入れ、もみあったあと8月8日に218円で買転換となっています。ただし、出来高が伴っていないため上昇が続きません。安いところを待って買い、急騰したら利益確定して再び安いところを待つ戦術となります
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(7012)川崎重工業
四季報2015年夏号によると、2輪や精密機械、造船など足踏み。が、米ボーイング社の旅客機胴体など手掛ける航空宇宙が円安追い風に業績を牽引。航空エンジンの分担製造も好調。鉄道車両は米国工場の操業度上がる。増配。
最新鋭787の胴体拡張機投入を控え、名古屋第1工場の新棟竣工。投資額350億円。鉄道車両は世界初の炭素繊維採用台車を国内外で売り込む。
7月31日決算発表。4-6月期の連結決算は航空機関連がけん引し純利益は前年同期比38%増。2016年通期予想は据え置き。
2012年10月11日の151円を底値に、11月中旬からのアベノミクス相場にサポートされ2014年1月20日の496円まで上昇しました。この496円を高値にして調整入りとなり、4月24日の350円まで下落し、この350円を1番底、8月8日の369円を2番底にして、上昇トレンド(B)へ移行し今年の3月19日には647円の高値更新となりました。
ここをピークに円安一服や海外の不透明要因から反落となり上昇トレンド(B)を下に切りました。さらに現時点では、NYダウの本格調整入りの可能性や中国株式の不透明さもあり日本株式も影響を受けることから大きな調整を待って買うスタンスとなります。
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(4631)DIC
四季報2015年夏号によると、第1四半期の国内インキ類買い控えは想定内、4月以降持ち直す。包装用インキ、コンパウンドなど海外続伸。会社計画はドルレート、原料価格保守的で最低線。土地売却特益加わり8年ぶりに最高益。
現中計の純利益目標は今期で達成。有利子負債を株主資本内に抑えつつ、来期から成長投資を積み増す。3年間の投資は現中計の1200億円を上回る公算。
8月6日決算発表。2015年12月期業績見通し2ケタの増収・増益変わらず。
同社の想定レートは1ドル=110円とかなり保守的、加えて原料となる原油価格も一段安で業績にメリット。
2012年11月14日の129円を安値にアベノミクス相場がスタートし、11月22日に148円で買転換となりました。中期上昇トレンド(A)の中で、上昇トレンド(B)を形成し、2013年11月26日の328円まで上昇後、買われ過ぎから約1年間の調整となりました。その後2014年10月17日の204円で底打ちとなり、業績の上方修正となったことで短期の急角度の上昇トレンド(C)となって、今年の4月22日には382円の高値をつけました。ここで再び買われ過ぎからの調整となり、5月15日に355円で売転換となって、上昇トレンド(C)を切って7月9に271円まで下落し、8月6日の決算発表を受けて、改めて買いなおされて308円で買転換となりました。
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