高度紙は7連騰、セパレーター好調で業績上振れ濃厚
ニッポン高度紙工業<3891.T>が7連騰。きょう終値で3200円を上回って引ければ陽線も連続7本となり、全体相場とは無縁の上値指向の強さを示唆している。コンデンサー用のセパレーターで世界シェア推定6割超と断トツの実力を持ち、エレクトロニクス化が進む車載向けで高水準の重要を捉えている。また、世界的な電気自動車(EV)シフトの動きが強まるなかで、リチウムイオン電池需要が強く喚起されているが、同社は2次電池用セパレーターで高実績を有している点も注目されている。18年3月期営業利益は前期比約3倍の15億円と高変化を見込むが、第3四半期時点で15億2100万円と既に通期計画を超過しており、さらに大きく上振れての着地が有力視されている。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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