[12月20日版]日本株反落、そろそろ退きどきか？

【日本株反落、そろそろ退きどきか？】

12月19日の日経平均は小幅安となり、１日を終えました。

東証一部の業種別で見ると、
全33業種中値上がりしたのは10業種、
値下がりした業種は23業種となりました。

また、日経平均は前日比33円77銭安となりました。

米国株市場が高値更新を続けているなか、
日本株はなんとも弱い動きが目立っていますね〜。

追い風が吹いているにも関わらず、
日本株市場がなかなか上昇しない姿を見ると、

弱気方向へと、投資家心理が
傾きかけている前兆なのかもしれません。

リスク・オンの強気姿勢を緩めて、
少し、引け腰気味にトレードした方が、
安全な気がしてきました。

円安進行も一服しており、
目立った買い手がかりは見当たりません。

そう考えると、一旦は買い控えが続き、
短期的な弱気推移が続きそうなところ。

日経平均先物も、
売りが膨らんでいる様子ですので、

短期的には、日本株市場にとっては、
しばらく上昇しづらい地合いが続きそうです。

相場の上昇が期待しづらい、
今のような状況では、

これまで値上がりしてきた株ほど、
利益確定のために売られやすいと考えられます。

よって、こういった銘柄には、注意しておく必要があるでしょう。

ちなみに、ここ１ヶ月で堅調な業種は、以下の３業種です。

【ここ１ヶ月で堅調な業種別株価指数】
◯ 石油・石炭（同+15.21%）
◯ 銀行（前月比+9.02%）
◯ 空運（同+8.75%）

以上の３業種については、
ここ１カ月で大きく上昇してきているため、
短期的には利益確定されやすいと考えられます。

今のところのCME先物市場の動向を見ると、
12月19日19時47分現在でCME日経平均先物は対日経平均比-48円。
そこそこ弱気な動きを続けています。

何らかの買い材料が出ない限り、
上昇は難しいかもしれません。

今のところは、あまり資金を投入せず、
様子見したいところ。

12月20日のスタンスとしては、【大幅安になる】と弱気で臨みます。