【買い】明和産業(8103)中国ガソリン車規制は同社に強い追い風。リチウムイオン電池負極材、正極材、電解液、セパレータも取扱。

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最新投稿日時:2017/10/02 08:35 - 「【買い】明和産業(8103)中国ガソリン車規制は同社に強い追い風。リチウムイオン電池負極材、正極材、電解液、セパレータも取扱。」(本田隆一郎)

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【買い】明和産業(8103)中国ガソリン車規制は同社に強い追い風。リチウムイオン電池負極材、正極材、電解液、セパレータも取扱。

投稿:2017/10/02 08:35

■出遅れていたが

三菱商事系の化学品商社。国内はアンチモン、炭素製品等化学品、合成樹脂、建材、水産品輸入が柱。中国ビジネスに強い。JXと組み中国で日系建機向けに潤滑油販売。自動車・家電用樹脂、発電機器輸出のほか、リチウムイオン電池用黒鉛電極輸入も行う。ベトナムに販売現法のほか、自動車排ガス用触媒等の生産合弁を設立。タイ、インドネシアにも販売現法開設。

今月11日に、中国での自動車産業を管轄する工業情報省が、ガソリン車やディーゼル車など化石燃料を使うクルマの生産と販売を禁じる新たな規制の検討を始めていると報道されました。中国のニュースサイト、澎湃新聞によると、同省の辛国斌次官は「禁止時期を含む規制について近く公表する」と述べているようです。

同社は、電気自動車(EV)の電池メーカー30社以上と、弊社現地法人の中国全土に亘る販売ネットワークと専門性の高いセールスチームにより取引を推進しているようです。リチウムイオン電池負極材、正極材、電解液、セパレータ、コンデンサ電解液まで取り扱っており、特に負極材においては、三菱ケミカル(4188)及び中国現地企業との三社合弁製造会社があり、中国でのガソリン車規制となれば、同社に注目がいくのではないでしょうか。

EV、二次電池、太陽電池などが物色傾向にありますが、同社はまだ良く認知されてないように思います。
500円ラインは過去に数度叩かれている節目でもありますので、10月は終値ベースで明確に500円を超えてくれば2012年水準も見えてきそうです。



本田隆一郎
株式投資暁投資顧問 取締役
配信元: 達人の予想

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