東京株式(大引け)=98円高、円安など背景に終始買い戻し優勢

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最新投稿日時:2017/08/25 15:52 - 「東京株式(大引け)=98円高、円安など背景に終始買い戻し優勢」(みんかぶ)

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東京株式(大引け)=98円高、円安など背景に終始買い戻し優勢

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/08/25 15:52
 25日の東京株式市場は広範囲に買い戻される展開。売買代金は低調だったが、売り圧力も弱く日経平均株価は一時130円以上高い場面があった。

 大引けの日経平均株価は前日比98円84銭高の1万9452円61銭と反発。東証1部の売買高概算は13億4361万株、売買代金概算は1兆7138億8000万円。値上がり銘柄数は1172、対して値下がり銘柄数は711、変わらずは140銘柄だった。

 きょうの東京市場は終始買い優勢の展開となり、前場後半から上げ幅を広げる展開となった。債務上限引き上げ問題などトランプ政権の不安定感が懸念されるほか、目先はジャクソンホール会合でのイエレンFRB議長の講演を控え、積極的な買いは入りにくい環境にあったが、日経平均は前日までサイコロジカルラインが2勝10敗と売られ過ぎの状況にあり、値ごろ感からの押し目買いが優勢だった。外国為替市場で1ドル=109円台後半へと円安が進行したことも追い風となった。前日に売られた鉄鋼株が買い戻され、自動車など輸出セクターも上昇し全体を牽引した。ただ、大引けにかけ手仕舞い売りが出てやや伸び悩んで着地した。売買代金は約4カ月ぶりの低水準となった。

 個別では、トヨタ自動車<7203.T>が堅調、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>などメガバンクもしっかり。ユニー・ファミリーマートホールディングス<8028.T>が買われたほか、ヤマトホールディングス<9064.T>が上値を追った。オープンドア<3926.T>が一時ストップ高に買われる人気となり、ワコム<6727.T>が商いを伴い大幅高。レナウン<3606.T>やルック<8029.T>も物色人気となった。リンクアンドモチベーション<2170.T>も上昇した。

 半面、キーエンス<6861.T>が安く、安川電機<6506.T>も軟調。ジーンズメイト<7448.T>が大きく利食われたほか、TAC<4319.T>ペッパーフードサービス<3053.T>も売られた。アイスタイル<3660.T>MonotaRO<3064.T>なども値を下げた。カルビー<2229.T>伊藤園<2593.T>も下落した。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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