【日本株、そろそろ反落の可能性か?】
東証一部の業種別で見ると、
全33業種中値上がりしたのは29業種となり、
値下がりした3業種となりました。
また、日経平均は前日比114円50銭高となりました。
10日の日経平均の上昇に引き続き、
2日連続での上昇となりました。
これまでの円安進行が日本株の追い風となり、
日本株市場は強気の進行が続いています。
一方、イエレンFRB議長による議会証言なども控えており、
これからは、徐々に様子見ムードが強まる可能性が考えられます。
また、11日20時27分時点で、
FTSE100が大きく下落しており、
欧州株の流れも芳しくない様子。
そう考えると、
これからの日本株市場は、上値の重い状況となりそうです。
相場の上昇が期待しづらい状況では、
これまで値上がりしてきた株ほど、
利益確定のために売られやすいと考えられます。
よって、こういった銘柄には、注意しておく必要があるでしょう。
ちなみに、ここ1ヶ月で堅調な業種は、以下の3業種です。
【ここ1ヶ月で堅調な業種別株価指数】
◯ 鉄鋼(前月比+8.21%)
◯ 海運業(同+6.93%)
◯ 建設業(同+5.39%)
以上の3業種については、
ここ1カ月で大きく上昇してきているため、
短期的には利益確定されやすいと考えられます。
今のところのCME先物市場の動向を見ると、
7月11日17時49分現在でCME日経平均先物は対日経平均比-29円。
やや弱気な動きを続けています。
短期的な反落には要注意です。
何らかの買い手がかりが出ない限り、上昇は難しいかもしれません。
急落する可能性も踏まえ、
今のところは、あまり資金を投入せず、様子見したいところ。
7月12日のスタンスとしては、【大幅安になる】と弱気で臨みます。