【買い】三菱電機㈱（6503）各社IoT関連プロジェクトの進行が追い風となり、ドイツ証券が目標株価引き上げ= フェアトレード 西村剛

■注目銘柄：【買い】三菱電機㈱（6503）

日本の総合電機メーカーであり、重電8社（日立製作所、東芝、三菱電機、富士電機、明電舎、日新電機、ダイヘン、東光高岳）の一角をなす。

■注目理由
10月31日に決算を発表。
平成29年3月期第2四半期（4-9月）の業績は、前年同期比で売上高△4.4％、税引前四半期利益△7.0％となったが、併せて通期の同利益を従来予想の2550億円→2650億円(前期は3184億円)に3.9％上方修正、減益率が19.9％減→16.8％減に縮小する見通しとなっている。

チャートを見ると、株価は9月半ばから上昇傾向が続いている。
11月後半からは伸び悩んでいるが、上昇中の25日移動平均を下値支持線としながらさらに上昇が続くと見られるので、押し目買いのチャンスと言えるだろう。
11月17日にドイツ証券が同社株のレーティング「バイ」を継続し、目標株価を1550円から1750円に引き上げた。
同証券では為替の円安進行などを評価し、29年3月期の連結営業利益を従来予想の2320億円から2602億円に引き上げ、「産業メカトロニクスを中心に円安が利益創出の下支えとなっている」と指摘している。
多くの企業がIoTをキーワードにさまざまなプロジェクトを進めているが、FA関連などでIoT事業に関連する同社にとって追い風となっているようだ。（出典：2016年11月21日　株経ONLINE）
これからの投資を考える上で、同社に注目してみてはいかがだろうか。